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2026年9月10日(木)

H氏
今日の日本市場は小幅ながらも3日ぶりに反発した。

K氏
ああ。ただ終日しっかりとしていたというわけではなく、前場には結構下げる場面もあったからな。

H氏
そうだな。明日、メジャーSQを控えていることもあり、SQ絡みの売買もあったのかもな。

K氏
まあ昨日の米国株が軟調だったということもあるだろうな。

H氏
ああ。昨日の米国株は主要株価3指数がいずれも3日続落となった。

K氏
中東情勢の緊迫化で原油価格がさらに上昇し、インフレ懸念が一段と強まったことが重しになった。

K氏
ああ。原油高だけでなく、米財務省が発表した長期国債の買い戻し規模が市場の期待に届かなかったことも債券売りにつながった。米10年債利回りは一時4.85%台と2年10カ月ぶりの高水準を付けている。

H氏
バイバック自体は拡大されたけど、市場はもっと大規模なものを期待していたということか。

K氏
そういうことだな。そこへ米PPIやCPIの発表も控えていたから、株式市場では積極的に買いにくかった。ただ半導体関連やエネルギー株には買われるものもあり、SOX指数は続伸した。

H氏
それをうけて今日の日経平均も朝から軟調で、一時は950円を超えて下げる場面もあった。

K氏
中東情勢、原油高、金利高に加え、明日のメジャーSQを前に先物主導で振れやすかった面もありそうだ。

H氏
ただ後場に入ると雰囲気はかなり変わったな。徐々に下げ幅を縮め、大引けにかけてプラスまで戻してきた。

K氏
TSMCの好調な月次が伝わったことも半導体株の追い風になったようだ。朝方に大きく売られたところでは押し目買いも入った。

H氏
結局、日経平均は128円高と今日の高値で引けた。TOPIXも小幅ながらプラスに転じて高値引けだった。

K氏
大きく売られたところから切り返した点は悪くない。ただ、これで地合いが完全に改善したとみるのはまだ早いだろう。

H氏
そうだな。とりあえず今晩には米PPIの発表が控えているんだよな。

K氏
ああ。原油高でインフレへの警戒が強まっているだけに、PPI次第では米長期金利や為替が大きく動く可能性がある。

H氏
その結果を受けて明日はメジャーSQ。そして明晩には米CPI発表も控えている。

K氏
そうだな。重要イベントが続くだけに、明日も指数は振れやすそうだ。ただ今日のように大きく売られたところでは買いも入っている。

H氏
半導体など強いところには資金も残っているようだな。

K氏
ああ。SQ通過後の動きも確認しながら、指数だけでなく個別で相対的に強い銘柄を見極めていきたいところだ。

H氏
まずは今晩の米国株だな。米PPIをうけどういった動きを見せるのか注目したい。期待したいモンだ。
2026年9月9日(水)

K氏
ああ。昨日の米国市場は軟調で、ダウなど主要株価3指数は続落となったんだが、SOX指数は続伸しており、それが日本市場にも支えになっている。

H氏
そうだな。米国市場はレイバーデー明けとなったが、中東情勢の緊迫化による原油高や米長期金利の上昇が重しになったようだな。

K氏
ああ。親イラン武装組織フーシ派によるサウジアラビアのエネルギー施設への攻撃を受け、原油相場が一段と上昇した。インフレ再燃への警戒から米長期金利も上昇しており、来週のFOMCを前に警戒感が強まった。

K氏
ただ、これは個別株の影響も大きい。アムジェンが10%を超える大幅安となり、1銘柄でダウを260ドル程度押し下げた。

H氏
そうだな。ノバルティスの心血管疾患向け治療薬が第3相試験で主要評価項目を達成できず、同領域の治験薬を開発するアムジェンの開発薬にも懸念が波及したようだ。

K氏
ああ。それにセールスフォースも4%近く下落した。OpenAIの『GPT-6 Astra』投入を受け、AI代替懸念が改めて強まり、ソフトウェア株全般が売られたこともダウの重しになった。

H氏
その一方で、半導体株はむしろ強かったんだよな。

K氏
ああ。クアルコムはアマゾンとのAIデータセンター向け大型契約を発表して3%を超える上昇となり、アマゾンは今後、最大600億ドル規模のAIチップなどを購入する可能性があり、クアルコムのAIインフラ事業拡大への期待が高まった。

K氏
インテルには投資判断の引き上げに加え、CPU価格を最大10%程度引き上げるとの観測も出ていた。さらにAIインフラ周辺ではコーニングもベライゾンとの大型光ファイバー契約を材料に急伸しており、AI・データセンター関連には個別の好材料が相次いだ。

H氏
つまり米国市場全体は原油高や金利上昇で売られたものの、AI・半導体関連には資金が向かったということか。

K氏
そうだな。SOX指数は1.30%高と4日続伸している。ソフトウェア株から半導体やAIインフラ関連へ資金がシフトするような動きも見られており、ハイテク株の中でも明暗がかなり鮮明になっている。

H氏
その影響で、日本市場でもAI・半導体関連株に買われるものがみられ、日経平均の支えとなった。

K氏
前場には一時500円超の上昇となる場面もあったからな。

H氏
ただ後場には今日も弱含み、日経平均、TOPIX共にマイナスに転じて引けている。

K氏
そうだな。今週は米PPIやCPIも控えているし、イラン情勢も不透明で、それら次第ではインフレへの警戒も一段と強まる恐れもあるからな。

H氏
ああ。それだけに積極的には買いにくさもあり、手控えている向きも多い感じだ。

K氏
それに円高懸念も意識されている。後場の時間に円高気味に触れてきており、日本株の重しとなった可能性もあるだろうな。

H氏
そうだな。日経平均は何とか65000円台は維持して引けたものの、明日もこの水準を守れるのか注目したい。

K氏
ああ。とりあえず今晩の米国株どういった動きとなるのか注目だな。

H氏
そうだな。原油相場や為替動向も注目だ。期待したいモンだ。
2026年9月8日(火)

H氏
いやあ、今日は凄い相場だったな。朝は500円超安で始まったのに、一時390円超高まで切り返した。それが終わってみれば1130円安の安値引けだからな。

K氏
ああ。昨晩は米国市場がレイバーデーで休場し、欧州市場も高安まちまち。海外株から大きな方向感は出ていなかった。

K氏
そうだろうな。昨夕から円買いが強まり、日本時間に入っても一段と円高が進行した。これを嫌気して自動車や電子部品など輸出関連株を中心に売りが先行した。

H氏
寄り後には600円超安まであった。それなのに、そこからの戻りも相当速かったな。

K氏
朝方の売りが一巡すると押し目買いが入り、日経平均は急速に下げ幅を縮小した。ソフトバンクGなど一部の値がさ株が強かったことも指数を押し上げた。

H氏
そのままプラスに転じて、一時390円超高まであった。朝の円高売りを完全に吸収したように見えたよ。

K氏
ただ、TOPIXは前場をマイナスで終えている。日経平均ほど市場全体が強かったわけではなく、前場の時点でも地合いには弱さが残っていた。

H氏
問題は後場だな。しばらく揉み合っていたのに、途中からどんどん雰囲気が悪くなった。

K氏
明確に一つの材料だけが原因とは言えないが、中東情勢への警戒が強まったことが嫌気されたとの見方が出ている。サウジアラビアの複数のエネルギー関連施設で、攻撃を受けて火災が発生したと伝わった。

H氏
ただでさえイラン情勢が不安定なのに、サウジのエネルギー施設まで狙われたとなれば嫌がるわな。

K氏
ああ。原油も上昇しており、中東情勢の長期化や供給不安が改めて意識された。円高という重しがあるところへ地政学リスクまで加わった格好だ。

H氏
韓国株も後場にかなり崩れたよな。KOSPIは一時大幅高だったのに、結局マイナスで引けた。

K氏
そこも気になる。KOSPIは一時2%を超えて上昇していたが、その後急速に失速して0.58%安で終了した。日本株だけでなく、アジア市場全体でリスク回避の動きが強まった可能性がある。

H氏
つまり、サウジの報道をきっかけに韓国株も崩れ、それが日本株の売りにも拍車を掛けた可能性があるわけか。

K氏
そう見るのが自然だろう。ただ、後場安の理由を中東情勢だけに断定するのは難しい。前場に大きく戻していた反動もあり、悪材料をきっかけに利益確定やポジションを落とす動きが一気に強まった面もありそうだ。

H氏
それに今週はメジャーSQということもあり、値動きが荒くなった面もあるのかもな。それにしても1130円安の安値引けは印象が悪いな。

K氏
ああ。TOPIXも大幅安の安値引けとなり、値下がり銘柄もかなり多かった。前場の一時390円超高から考えれば、後場に相場の景色が完全に変わった一日だった。

H氏
となると、明日は今日の反動で戻るかどうかより、まず為替と中東情勢か。

K氏
そうだな。円高がさらに進むのか、中東情勢が一段と緊迫するのか。そして連休明けの米国市場がどう反応するかが重要になる。

H氏
ああ。レイバーデー明けだけに、夏休み明けの投資家も多いと思われ、今晩どういった動きを見せるのか注目だな。期待したいモンだ。
2026年9月7日(月)

K氏
ああ。先週末の米国市場は主要3指数が揃って下落したものの、日本市場への影響は限定的だったな。

K氏
そうだな。非農業部門雇用者数は前月比16.2万人増と市場予想を大幅に上回り、6、7月分も上方修正された。失業率も4.1%で横ばいだった。

H氏
これを受けて9月FOMCでの利上げ観測が強まったわけか。

K氏
ああ。米長期金利も上昇し、株式市場全体には重しとなった。ただ半導体株には強い買いが入り、SOX指数は3.37%高と大幅続伸している。

H氏
その流れを受けて、日本市場でもAI・半導体関連株がかなり買われたな。

K氏
そうだな。日経平均は大幅高で始まり、その後も上げ幅を広げ、一時は1600円を超える上昇となった。先週売られていた値がさ株に買い戻しが入った面もあるだろう。

H氏
前場引けでも1439円高。後場は多少上げ幅を縮めたものの、それでもかなり強かった。

K氏
ああ。後場は方向感に乏しい揉み合いとなったが、大きく崩れることもなかった。日経平均は結局1380円程度上昇し、TOPIXもしっかりだった。

H氏
これだけ上がれば、かなり強い相場だったと言って良さそうだが。

K氏
値幅だけを見ればそうだ。ただ、今日は日経平均の上昇幅ほど市場全体が盛り上がっていたわけではない。

K氏
ああ。今晩の米国市場がレイバーデーで休場ということもあり、積極的に売買する参加者は少なかった。値がさのAI・半導体関連株が指数を押し上げた影響も大きい。

H氏
となると、今日の1380円高をそのまま額面通り受け取るのも危険か。

K氏
そこは冷静に見ておいた方が良いだろう。大幅高自体は好材料だが、商いを伴って幅広く資金が入った上昇とは少し違う。

H氏
今晩は米国市場が休みだから、明日は手掛かりにも乏しくなりそうだな。

K氏
そうだな。今日大きく上昇したAI・半導体関連株に利益確定売りが出るのか、それとも引き続き買いが続くのかがまず注目となる。

K氏
ああ。先週末の雇用統計が強かっただけに、インフレ指標まで強ければ9月FOMCでの利上げ観測が一段と強まる可能性がある。逆に落ち着いた内容なら据え置き期待が強まるだろう。

H氏
国内ではメジャーSQ週でもあるし、荒い動きになる可能性もありそうだな。

K氏
そうだな。商いが細い中では先物主導で指数が振れやすい。今日の大幅高は素直に評価しつつも、明日以降もこの水準を維持できるかを見ておきたいところだ。

H氏
とりあえず週初から大幅高となったのは悪くないスタートだな。

K氏
ああ。ただ今週は米インフレ指標にメジャーSQも控えている。今日の上昇だけで安心せず、引き続き慎重に見ておいた方が良いだろう。

H氏
そうだな。明日もしっかりとした展開となればいいのだが。期待したいモンだ。
2026年9月4日(金)

H氏
週末となる今日の日本市場は、しっかりと上昇した。

K氏
ああ。日経平均は5営業日ぶりに上昇した。今週初めての上昇となった。

H氏
そうだな。昨晩の米国市場は、しっかりと続伸したからな。

K氏
ああ。FRBのウォラー理事の発言が好感された。

H氏
そうだな。ウォラー理事は、今後の経済指標でインフレ圧力の鈍化が確認されれば、今月のFOMCでは政策金利の据え置きを支持する考えを示した。

K氏
それを受けて、9月FOMCでの利上げ観測が後退した。米長期金利も低下しており、株式市場には追い風となった。

H氏
主要3指数はいずれも1%を超える上昇となったしな。特にナスダックは1.4%上昇しており、AI関連など大型ハイテク株が買われた。

K氏
スノーフレークが好決算を受けて急騰したことで、セールスフォースやサービスナウなどソフトウェア株にも買いが波及していたな。

H氏
ああ。その流れも今日の日本市場には追い風となったようだ。それに日米の金利上昇が一服したことで、これまで売られていたAI・半導体などグロース株に買い戻しが入った。

K氏
ソフトバンクGが派手に買われたことも、日経平均を大きく押し上げた。

H氏
そうだな。日経平均は806円高で引けている。ただTOPIXはほぼ横ばいだったことを見ても、今日は市場全体が強かったというより、指数寄与度の大きい値がさ株やグロース株が相場を牽引した面が大きい。

K氏
昨日まで買われていた商社株などバリュー株の一角は逆に売られていたしな。物色の方向が一日で大きく変わった格好だ。

H氏
今週は金利上昇への警戒から日経平均が昨日まで4日続落していただけに、その反動もあったのだろう。

K氏
ただ、これで安心というわけでもない。今晩には米雇用統計が控えている。

H氏
ああ。先月は雇用者数が予想外の減少となっただけに、今回はかなり注目度が高い。結果次第では9月FOMCでの利上げ観測が再び大きく動くことになりそうだ。

K氏
ウォラー理事の発言で利上げ確率は五分五分程度まで低下したが、まだ据え置きで決まったわけではないからな。

H氏
そうだな。しかも来週には米PPIやCPIも発表される。特にCPIは9月FOMC直前の重要なインフレ指標となるだけに、市場の反応も大きくなりそうだ。

K氏
今晩の雇用統計で雇用の弱さが確認され、更に来週のインフレ指標も落ち着いた内容なら、利上げ見送り期待が一段と強まりそうだ。

H氏
そうなれば米金利低下を背景に、AI・半導体などグロース株には引き続き追い風となるだろう。一方、インフレの強さが改めて確認されれば、利上げ観測が再燃して再び金利上昇が株式市場の重しとなりかねない。

K氏
今週は金利に振り回された一週間だったが、来週も結局そこが最大の焦点になりそうだな。

H氏
ああ。それに中東情勢への警戒も依然として残っている。材料一つで流れが変わりやすい状況だけに、日経平均が今日反発したからといって、一本調子の上昇を期待するのはまだ早そうだ。

K氏
まずは今晩の米雇用統計。そして来週は米インフレ指標を睨みながら、9月FOMCを意識した神経質な相場が続くことになりそうだな。