地場者の立ち話

仕手株情報や投機筋情報などシマ(兜町)から取ったホットな情報をお伝えします。仕手筋から外国人投資家の動向まで、彼らの情報は実に多岐に渡ります。


◇「地場者の立ち話」過去ログ(2011年1月〜)【会員専用】
    入会案内へ   入会資料ダウンロード




※無料メールマガジン配信中!!毎週土曜日は「 地場者の立ち話〜番外編〜」などを配信!!
≪ 無料登録はコチラから≫

GRAIL_NETをフォローお願いします このエントリーをはてなブックマークに追加

※もし更新されていない場合は、キャッシュによる古いページが表示されている恐れがあります。その場合は、このページをリロード(再読み込み)すれば新しいページが表示されます。キーボードのF5を押してもリロードとなります。


2025年8月22日(金)   

H「週末となる今日の日本市場は反発となった。」

K「ああ。ただ今日は完全に様子見ムードだな。商いも低調だったし。」

H「今晩米国のジャクソンホールでのパウエルFRB議長が講演を行う予定だからな、様子見感に強まるのも仕方ない。」

K「パウエルFRB議長の発言によって週明けの日本株に良くも悪くも大きな影響与える可能性があるからな。」

H「まあ小型材料株などには物色資金集まっていたが、全体的には膠着相場だったといえる。」

K「昨晩の米国株も様子見感強い相場で、主要株価指数は終日方向感乏しい推移となっていた。」

H「まあ朝方に決算発表したウォルマートが結構売られたことで、ダウの重しとなり、ハイテク株には引き続き弱いものが目立っており、指数はマイナス圏での推移だったけどな。」

K「結局、ダウは150ドル程度の下落で引けている。S&P500指数、ナスダック指数は続落で引けた。」

H「為替はドルが買われてドル円が円安へ進行していたこともあり、日本株はやや買い優勢で始まった。」

K「ただ寄り後には売られる動きとなり、日経平均は小高く始まった後は、一時280円近くの下落となる場面も見られた。」

H「朝方にエヌビディアが部品サプライヤーに対しH20半導体関連の生産停止を要請したと伝わった。」

K「ああ、それにより半導体関連株の一角が売られ、日経平均を押し下げた。」

H「ただ売りも続かなかったな。その後、日経平均はプラス圏まで戻している。」

K「ただ上値は重く、その後は膠着相場となっている。結局、日経平均は小幅ながらもプラスで引けたが・・。」

H「日経平均はマイナス圏での推移多く、最後何とかプラスに戻して引けた格好だ。ただTOPIXはプラス圏での推移が目立っており、しっかりとプラス圏維持して引けている。」

K「さて今晩いよいよジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演だ。ここにきて9月利下げ期待がやや後退しているからな。」

H「そうだな。FRB当局者から、結構早期利下げに消極的な発言も出ているからな。」

K「ああ。もしかすればパウエルFRB議長も、利下げに消極的な発言をするかもしれないという警戒も高まっている。」

H「今週は米国株、ジャクソンホールを見極めたいとのことから軟調気味だった。それだけに無事通過できれば買い安心感強まりそうなんだが・・。」

K「まあハードルはやや低くはなっているだろうけどな。とはいっても、やはり市場では9月利下げに期待している。」

H「だよな。もし、それがなくなる恐れがあるとなれば失望されるのは避けれないかもな。」

K「その場合、米国株は売られそうだが、為替は円安へ振れそうなだけに、日本株はどうなるかだな。」

H「とにかく今晩、注目だな。期待したいモンだ。」


2025年8月21日(木)   

H「今日の日本市場は続落となった。」

K「そうだな。これで日経平均は3日続落だ。」

H「先週まで見られていた強い買いは見られておらず、海外投資家の動きが止まった感じだな。」

K「引け後に東証が公表した先週の投資主体別売買動向見ると、やはり海外投資家が馬鹿みたいに買っていた。」

H「ああ。現物も買っているが、主に先物買いだな。やはり先物主導で上げた面も大きいようだ。」

K「だろうな。それによりショートカバーの動きも巻き込んで、日経平均は大きく上げてきたんだろう。」

H「ただ今週は強い先物買いはみられていないことから、海外投機筋による先物買いは一巡したといえるかもな。」

K「まあ今週はジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演も控えているし、それにより為替が大きく動く可能性もあるだけに、積極的には動きにくいんだろう。」

H「何なら手仕舞いしてきている向きも居るだろうしな。」

K「ただ国内個人投資家が先週も大きく売り越しており、個人投資家の待機資金はかなり膨らんでいる可能性がある。」

H「そうだな。今後、その資金が下値を支えることになるかもな。」

K「まあ海外投資家が日本株を本格的に売りに来たら、個人投資家の買いでは支えられないだろうけどな。」

H「でも海外投資家は先週まで強く買い上がってきたんだ。すぐに売りに転じてくる可能性は高くないだろう。」

K「どうだろうな。中長期資金なら、そういうことはないだろうけど、ヘッジファンドなどの投機筋は平気だからな。」

H「上げた分だけ、売りやすさもあるというわけか・・。」

K「まあ足元の下落はショートしてきているというよりはロングポジションを手仕舞いしているという感じだけどな。」

H「ジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演を無事通過すれば、再び日本株を買いに来るという可能性もあるかもな。」

K「米国株もジャクソンホール待ちという感じになっている。」

H「そうだな。昨日も方向感乏しい動きで高安まちまちとなっていた。様子見感も強い感じだ。」

K「そんな中でもAI関連などハイテク株に手仕舞い売りとみられる動きが目立っており、やや気になる動きだ。」

H「ああ。ここにきてAIバブル崩壊への警戒も意識されているようだしな。」

K「先週、米オープンAIのサム・アルトマンCEOが、AIはバブル期に入っていると発言したことから、その警戒が意識されているようだ。」

H「それに加えて、米マサチューセッツ工科大学が、多くのハイテク企業がAIへの投資からリターンを得ることができていないとの報告書も嫌気されているようだ。」

K「まあAIバブルへの警戒は今に始まったことでもないが、最近まで強く上げてきたこともあり、改めて警戒感も強まってきたんだろう。」

H「だろうな。単なる懸念に終わればいいけどな。」

K「来週にはエヌビディアが決算を発表するならな。それ次第でAIバブル懸念が払しょくされる期待もあるかもな。まあ逆に懸念を強めることになる恐れもあるが。」

H「そうだな。まずは今晩の米国株どういった動き見せるのか注目したい。期待したいモンだ。」


2025年8月20日(水)   

H「今日の日本市場は続落となった。」

K「ああ。日経平均は節目の43000円もあっさりと割り込んできたな。」

H「そうだな。つい先日までの強い動きは見らず、海外勢による手仕舞い売りも出ているようだ。」

K「確かに買いは一巡した感じだな。足元強かった主力系株に売られているものが目立っており、手仕舞いにきている向きも確かにいるんだろうな。」

H「それでも買い手がいればこんなに下げないんだろうけど、買い手も多くはない感じだ。」

K「ああ。今まで買われていなかったような銘柄には買いがみられており、買い気が乏しい状況でもないだろう。」

H「そうだな。まあ足元大きく上げてきたからな。下げたらすぐに買いに来るという向きは乏しいかもな。」

K「出遅れ気味の銘柄の方が買いやすいということもあるしな。」

H「もしかすれば派手に上げてきた銘柄を一部手仕舞いし、その資金を出遅れ銘柄にシフトしている可能性もあるかもな。」

K「昨日の米国株見ても、海外投資家は様子見感強めている可能性もあり、それが日本市場でも影響出ているのかもな。」

H「週末にはジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演を控えているからな。期待感から買い上がる向きはいないようだ。」

K「そうだな。利下げ示唆するとの期待はあるんだが、それだけにもし示唆されないと失望的にショック的な動きになるとの警戒もあるのかもな。」

H「まあ市場が期待しているほど、ハト派色を見せない恐れは確かにあり、そうなると失望される恐れもあるのかもな。」

K「今回の講演でパウエルFRB議長が、9月利下げの可能性は示すと思われるが、それ以降のことは言及しない可能性が高い。」

H「だろうな。利下げを継続していくようなことは今回は言わないだろうし、その場合もしかすれば市場は嫌気するのかもな。」

K「まあ市場では年内2~3回の利下げを期待しているからな。それが示されないと確かに嫌気されるかもしれない。」

H「でもさすがにパウエルFRB議長はそこまで示唆するとは思えない。せいぜい9月の利下げまでだろう。」

K「そうだな。結局、パウエルFRB議長の講演で、市場がどういった反応を見せるのか読みにくいため、現状手控える向きが増えているのかもな。」

H「それはあるかもな。9月の利下げを示唆しても、果たして市場は好感するのか、それとも好感しないのか、それも分からないからな。」

K「パウエルFRB議長がどういったニュアンスで言うかにもよるだろうし、市場がどう受け止めるのかによっても市場の反応は変わってくる。」

H「そうなると、こりゃ週末までは積極的には動きにくいかもな。」

K「下手すれば利益が乗っているものを一部利食いに来る可能性もあるかもな。まあ昨日今日などはそういった動きが出ているんだろうけど。」

H「だろうな。とりあえず今晩の米国株どういった動き見せるのか注目したい。期待したいモンだ。」


2025年8月19日(火)   

H「今日の日本市場は反落となった。」

K「ああ。一気に日経平均は44000円という期待もあったんだが、獲りに行く向きは出てこなかったようだ。」

H「そうだな。結構みんなが意識してきただけに、案外行きそう行かないということもあるのかもな。」

K「今日は個別みても手仕舞いに動いていた向きもいるような感じだった。」

H「ああ。今まで強かった銘柄の一角には売られるものも見られており、確かに手仕舞いに動いてきた向きが居るんだろうな。」

K「ただ、それでも大崩れはせず、下値では買いも見られている。」

H「そうだな。前場には日経平均300円超の下落となる場面も見られたんだが、その後プラス圏まで戻す場面も見られたからな。」

K「ああ。ただ買いも続かず結局は下げて引けているが、昨日までの上昇を考えれば、この程度の下落は一服に過ぎないだろうな。」

H「そうだな。流れが変わったような状況ではなく、単なる一服にとどまる可能性もあるような状況だ。」

K「ただ昨日の米国株の動き見ても、膠着状態になってくる恐れもあるかもな。」

H「昨日の米国株は売り買い交錯で主要株価指数は揉み合い相場が終日続いていた。」

K「週末にジャクソンホール会議でもパウエルFRB議長講演を控えていることもあるが、夏休みムードも強まってきた感じだな。」

H「そうだな。積極的に売買する動きは乏しくなってくる可能性はありそうだ。」

K「週末のパウエルFRB議長講演も、特に良くも悪くもサプライズ感は乏しいのではとの見方も多くなっている。」

H「だろうな。先日の雇用統計ショックもあるため、パウエルFRB議長は9月の利下げを示唆する可能性が高いと見られている。」

K「明確に示唆しなくても、今までよりはハト派に傾斜してくる可能性は非常に高い。」

H「ああ。既に市場では9月利下げを織り込んでいることから、パウエルFRB議長の発言でサプライズ感は出にくいということだな。」

K「まあ、これでももし利下げを見送る姿勢でも示すならば、ある意味サプライズとなるだろうけど、その可能性は低いだろうからな。」

H「想定通り、パウエルFRB議長が9月利下げの可能性を示唆すれば、市場は安心感に繋がるんだろうけど、既に高値圏で、9月利下げを織り込んでいるとなれば、影響は知れているかもな。」

K「ああ。米国株がパウエルFRB議長の講演までにある程度調整してくるならば、改めて買われるという期待はありそうだが・・・。」

H「高値圏維持しての推移ならば、改めて買われる動きも限定的かもな。」

K「日本市場も米国に付き合って高値圏揉み合いとなるのか、それとも明日改めて日経平均44000円を目指す動きになるのか注目だな。」

H「そうだな。まあ今日の動き見る限り、高値圏揉み合いになりそうな雰囲気だけどな。」

K「とりあえず今晩の米国株どういった動きを見せるのか注目だな。期待したいモンだ。」


2025年8月18日(月)   

H「週明けとなる今日の日本市場はしっかりと続伸した。」

K「ああ。日経平均、TOPIXは最多値を更新だ。」

H「引き続き強い動きは続いている格好だ。」

K「そうだな。先週末の米国株はまちまちだったんだが、日本株は関係ないといった感じだ。」

H「注目された米7月小売売上高は市場予測通りだったが、NY連銀製造業景気指数が市場予測を大きく上回り強い数字となった。」

K「ああ。ただミシガン大学消費者信頼感指数が市場予測を大きく下回ったことや、期待インフレ率が想定外に伸び拡大したことが米国株には重しとなった。」

H「そうだな。やはり景気減速懸念やインフレ再燃懸念は依然として燻っているようにも思える。」

K「ああ。経済指標はまちまちといった感じだが、どこかで一気に表面化してきそうな気はするよな。」

H「景気減速は利下げ余地があるだけに、それでフォローできそうだが、インフレ再燃はやばいよな。」

K「そうだな。インフレ再燃は積極的に利下げもしにくくなる。」

H「下手すればスタグフレーションに陥る恐れもある。」

K「さすがにそうなれば日本も影響避けられないだろうし、なんとか米国経済は踏ん張って欲しいところだ。」

H「そうだな。先週末は経済指標発表をうけ米長期金利が上昇したこともあり、重しとなったが、粘りも見られていた。」

K「確かにそうだな。前日引け後に決算発表したアプライドマテリアルズが派手に売られていたし、トランプ大統領が改めて半導体に関税を課す考えを示した為、SOX指数は大幅安になっていた。」

H「その割にはナスダック指数の下落は言うほどでもなかった。」

K「米政権が出資を検討と伝わったインテルが引き続き買われたほか、アルファベットやメタが買われた。」

H「ダウはプラス圏での推移が目立っていた。これはバークシャーハザウェイが新たに取得したことが分かったユナイテッドヘルスが派手に上げていたことが要因だな。」

K「そうだな。結局、ダウは小幅ながらプラスで引け、S&P500指数、ナスダック指数は下落して引けた。」

H「日本市場でも半導体関連株には売られているもの目立っていたんだが、その割には日経平均しっかりとしていた。」

K「ああ。日経先物にしっかりとした買いが入っていたことも支えになっている。」

H「依然として投機筋による先物買いは継続しているようだ。」

K「まあ中長期的な資金も入っているんだろうけど、投機的な短期資金も入っていると思われる。」

H「ここまでくれば日経平均は44000円も狙えそうな状況だが、投機筋だけに突如手のひら返してくる恐れもあるからな。」

K「それでも中長期資金がしっかり入っていれば売られても売りも続きにくい。」

H「どこまで中長期資金による買いが入ってくるかだな。取り合えず明日もしっかりとした展開続けられるか注目したい。期待したいモンだ。」

 

 

情報内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。これらの情報掲載は株式投資判断の参考となる情報の提供であって、投資勧誘を目的としたものではありません。 またこれらの情報によって生じたいかなる損害についても当社は一切の責任を負いません。投資にあたっては、ご自身の責任と判断でなさるようお願いします。


株式情報サイト「グレイルNET」〜株式投資に役立つ情報提供サイト〜投資顧問グレイル提供
Copyright(C) GRAIL Corp. All rights reserved.