地場者の立ち話

仕手株情報や投機筋情報などシマ(兜町)から取ったホットな情報をお伝えします。仕手筋から外国人投資家の動向まで、彼らの情報は実に多岐に渡ります。


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2024年7月26日(金)   

H「週末の日本市場は続落となった。」

K「ああ。日経平均はプラス圏での推移も目立っていたんだが、結局売られて8日続落だ。」

H「そうだな。昨日の米国株は高安まちまちだったんだが、引き続きハイテク株には売りが続いている感じだった。」

K「昨日の米国株は朝方発表された米4-6月期GDPが市場予測を上回る強い数字となったことで、景気減速懸念が和らぎ、景気敏感株などが買われた。」

H「ああ。先週の新規失業保険申請件数も想定より少なかった。」

K「既に市場では9月の利下げを織り込んでいるだけに、注目はソフトランディングができるかどうかだからな。」

H「怖いのがハードランディングであり、そうなればいくら利下げされても株式市場には逆風となる。」

K「それだけに経済指標はそれなりにしっかりとしていた方が今の株式市場には追い風になる。まあインフレ指標は弱い方がいいといえるが・・。」

H「景気敏感株には買われるものが目立っていたが、ハイテク株には引き続き売られるものが目立っていた。」

K「ただ売り一巡後は下げ渋りも見られ、ナスダック指数もプラスに転じる動きになったからな。」

H「ダウは昼過ぎに580ドル超の上昇となる場面もみられたが、維持出来なかったな。」

K「そうだな。その後は全体的に弱含み、株価指数は上げ幅縮小の動きとなり、結局ダウは80ドル程度の小幅高で引けている。」

H「翌朝には米6月PCEデフレーター発表も控えているため、手仕舞い売りも出やすかったのかもな。」

K「ダウはプラス圏維持して引けたんだが、S&P500指数、ナスダック指数はマイナスに転じ引けている。」

H「引き続きハイテク株売りは続いているようで、日本市場でも半導体関連などは今日も売られているもの目立っていた。」

K「ただ足元大きく下げてきたこともあり、さすがに今日はリバウンド期待などの買いも入っていたといえ、結構上げる場面も見られていた。」

H「日経平均は前場に230円超の上昇となる場面も見られたんだが、後場には全体的に弱含み、マイナスに転じると大引けにかけては一段安となった。」

K「戻りの鈍さから見切り売りも出て来たんだろうな。」

H「だろうな。ボラティリティ高い状況だけに、安易な持ち越しは避けたい向きも多いと思われる。」

K「今日のザラ場もそうだが、昨晩の夜間取引も先物が非常に荒れていた。」

H「ああ。まさにジェットコースター並みに乱高下していた。」

K「今晩も荒れる恐れもあるといえ、更に下げるのか、反発出来るのか全く分からない状況だ。」

H「いつ反発しても不思議はないが、もう一日派手に下げても不思議はない。それだけに安易にリバ狙いで持ち越せないと感じている向きは多いだろう。」

K「そうだな。取りあえず今晩の米国市場でハイテク株売りが止まるのか続くのか注目したい。」

H「ああ。反発出来なくても売りが止まるようだと、日本株も下げ止まれる期待も出てきそうだからな。期待したいモンだ。」


2024年7月25日(木)   

H「今日の日本市場は大幅な続落となった。」

K「ああ。日経平均は再び1000円超の下落となり、今年最大の下げ幅と下落率となった。」

H「リスク回避という動きだな。日本では日銀の利上げ懸念も意識されてきているし、企業決算発表シーズン入りしたことで、その警戒感もあるんだろう。」

K「もちろんそういったこともあるんだろうけど、日本株だけ売られているわけではないからな。」

H「まあ昨日の米国株も結構売られた。」

K「ああ。昨日は、前日引け後に決算発表したテスラやアルファベットが大きく売られ投資家心理を冷やしたといえる。」

H「これから主力ハイテク企業の決算発表も続々とでてくることから、警戒感もより高まったんだろう。」

K「そうだな。それに加えて米国の景気減速も意識された来た恐れもある。」

H「ああ。昨日発表された米経済指標は弱いものが見られており、景気敏感株にも売られるものが目立っていた。」

K「ディフェンス株が買われて支えとなった面もあるが、それでもダウは1.25%安の500ドル超の下落で引けている。」

H「S&P500指数は更に下落して2.3%安、ナスダック指数はもっと下落して3.6%安で引けている。」

K「これから夏休みシーズンということもあり、早めに利食いしたり、ポジション減らしてきた向きも多いのかもな。」

H「そうかもな。」

K「夏休み前ということもあるが、大統領選への不透明感もあるのかもな。」

H「確かにそれはあるだろう。バイデン大統領が大統領選から撤退したことで、どっちが勝つのか結構不透明になった。」

K「ああ。しかも政策が真逆ともいえるような面もあるだけに、どっちが勝つかで狙う銘柄やセクターが大きく変わるからな。」

H「そうだな。それだけに大統領選の行方が見えるまで、積極的なポジションは取りにくく、とりあえずポジションを減らしてきている向きが多いのかもな。」

K「ああ。今年だけで見ても米国株は結構上げている状況だからな。十分利食い出来る状況だ。」

H「日本株も足元随分と下げてきたが、今年でいればまだ十分上げている状況だ。」

K「日本株の場合は為替がここにきて円高へ振れてきていることも下げ足を速めている要因になっているかもな。」

H「日経平均は結局先月までのレンジ相場の下限水準まで下げてきている。」

K「全値戻しは倍返しっていうからな。ここから更に下げてきても何ら不思議はないだろう。もちろんリバウンド的な動きはあるだろうけど・・・。」

H「そうだな。いずれにしろボラティリティは高まっているだけに、更に下げるにしろリバウンドするにしろ、結構値幅は出てきそうだ。」

K「ああ。上手くハマれば妙味はあるが、ポジションと逆に動けば大けがする恐れもある地合いだ。それだけに十分注意はするべきだろうな。」

H「だよな。リバウンド狙うにしても、一日エントリーが早まっただけで大けがする恐れもあるわけだからな。」

K「こうなると地合いが落ち着くまでポジション減らして様子見する向きも増えてくると思われる。」

H「そうだな。それにより更に値動き荒くなりやすくなり、ボラティリティが高まる恐れもあるからな。確かに落ち着くまで大人しくしているのが良いのかもしれない。」

K「取りあえず今晩の米国株注目だな。更に売られるのか、それとも反発出来るのか・・。」

H「ああ。リスク回避の動きが強まらなければいいけどな。期待したいモンだ。」


2024年7月24日(水)   

H「今日の日本市場は軟調な展開となった。」

K「ああ。日経平均は6日続落となり、39000円が近づいてきた。」

H「そうだな。6月下旬にレンジ相場を上放れ、日経平均は42000円台まで駆け上がったが、それを全て吐き出したよう格好だ。」

K「ああ。見事に行って来いの状態になった。3週間で大きく上げて、2週間で上げた分を全て吐き出した。」

H「上げるのも早かったが、下げるのはもっと早かった。こんなことなら、上げずにレンジ相場続けていた方が良かったようにも思えるけどな。」

K「そうだな。強く派手に上げたことで、持たざるリスクから買い向かった投資家も多いだろうけど、そういう人は投げてなければ掴まってしまった人も多い。」

H「この水準でしっかりと下げ止まれれば、まだいいのだが・・。」

K「ああ。ただ足元の弱さ見ると、このまま日経平均38000円まで下げて、更に下抜けて行っても不思議じゃないともいえる。」

H「為替や米国株の動向次第では、確かにその可能性もゼロではないだろうな。」

K「昨日の米国株は小幅安だったんだが、引け後に決算発表したテスラやアルファベットが時間外取引で売られていたからな。」

H「ダウ構成銘柄のビザも引け後に決算発表しており時間外取引で売られていた。」

K「それだけに今晩の米国株への警戒もあったといえ、今日の日本株には重石となっている。」

H「それに為替だよな。昨晩から更に円高へ進行しており、今日の日中にも一段と円高が進んだ。」

K「そうだな。やはり昨日の自民党茂木幹事長による発言が効いているのかもな。」

H「それにより市場では日銀が早期利上げに動くのではとの懸念が強まっている。」

K「来週に日銀金融政策決定会合を控えているだけに、尚更警戒感も出やすいんだろう。」

H「ああ。それに投機筋にとっては日銀プレイ的に円買いに動くネタになっている面もあるかもな。」

K「だとすれば、来週の日銀会合まで更に円高は進む恐れがあり、それに伴い日本株も更に下げる恐れもあるかもな。」

H「まあ円高へ進むなら、日銀は慌てて利上げする必要もなくなるし、結局は今回利上げは見送れるとは思うのだが・・・。」

K「ただ今回の会合では、長期国債買入の減額を決める予定となっている。利上げせずとも、結構な規模の減額を決めると、長期金利上昇に繋がり円高が更に進む。」

H「いずれにしろ来週の日銀会合までは動きにくい状況といえるかもな。」

K「しかも同日に米FOMCもあるからな。」

H「せめて米国株はしっかりとした展開を続けて欲しいモンだな。」

K「取りあえず今晩、決算発表したテスラとアルファベットがどの程度下げるのか注目したい。下げ渋れればいいのだが・・。」

H「そうだな。主要株価指数はしっかりと反発してくれればいいけどな。期待したいモンだ。」


2024年7月23日(火)   

H「今日の日本市場は高安まちまちとなった。」

K「ああ。日経平均は小幅安ながらも5日続落だ。TOPIXは反発したものの小幅高にとどまっている。」

H「昨日の米国株は結構上昇したんだが、日本株は追随できなかった。」

K「昨日は、トランプトレードの巻き戻し的な動きでハイテク株が買い戻された。」

H「ああ。バイデン大統領が大統領選から撤退を表明したことで、足元売られてきた半導体などのハイテク株には買われるものが目立っている。」

K「フィラデルフィア半導体株指数のSOX指数は4.00%高と大幅に反発した。」

H「ああ。S&P500指数は1%超の上昇で引け、ナスダック指数は1.6%近くの上昇で引けている。」

K「一方、エネルギー関連などが売られた他、朝方に決算発表した通信大手ベライゾンが大きく売られた影響でダウは0.3%程度の上昇にとどまった。」

H「それをうけ日本株も全体的に反発して始まったんだが・・。」

K「ああ。日経平均は260円超の上昇で始まり寄り後には39900円台乗せて、330円近くの上昇となる場面も見られた。」

H「ただ買いも続かず、その後は上げ幅縮小してくる動きで不安定な展開となり、後場にはマイナスに転じている。」

K「まあマイナス圏では下げ渋り見られていたが、戻りは鈍く、結局大引けでも日経平均はマイナスで引けた。」

H「TOPIXは小幅高引けだが、やはり後場マイナスに転じる場面もあったからな。」

K「まあ中国株が午後に下げ幅拡大していることも重石になったといえるが、それにしても日本株は弱い動きだ。」

H「足元結構下げてきた割には戻り鈍いし、依然として売り圧力の強さが感じられる。」

K「特に半導体関連株などは朝方こそ結構買われたものの、寄り後は垂れてしまう銘柄が殆どだ。」

H「マイナスに転じるものも見られているし、半導体関連株売りの流れはまだ続いている感じだ。」

K「これから決算発表シーズンとなり、続々と出てくるからな。その警戒感もあるんだろう。」

H「ただ今期見通し保守的な計画を出している企業も多いだけに、今回の決算発表で見直されるというもの結構出てくるんじゃないのか。」

K「どうだろうな。そういう決算が多く出てくれば良いのだが・・・。」

H「輸出企業などは円安の恩恵も受けるだけに、見た目の数字は良いところが結構出てきそうだけどな。」

K「ただ円安によるかさ上げはある程度は織り込まれている可能性もあるからな。」

H「確かにそうだな。まあ決算発表でどういう株価反応を見せるのかということも確認したいところだな。」

K「ああ。想定より数字良くても素直に買われるのかどうか・・。」

H「海外投資家はこれから夏休みシーズンだけに積極的に買ってくる向きは多くはないとの見方もあるからな。」

K「逆に出尽くし的に売られるものも出てくるかもしれないからな。」

H「取りあえず米国株は今晩もしっかりと上昇して欲しいモンだな。期待したい。」

 

 

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