地場者の立ち話

仕手株情報や投機筋情報などシマ(兜町)から取ったホットな情報をお伝えします。仕手筋から外国人投資家の動向まで、彼らの情報は実に多岐に渡ります。


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2025年5月2日(金)   

H「連休前となる今日の日本市場は引き続きしっかりと上昇した。」

K「ああ。これで日経平均は7日続伸となり、TOPIXは8日続伸だ。」

H「さすがに今日くらいは下げても不思議はなかったんだが・・・。」

K「まあ足元上昇してきたし、大型連休前だからな。当然手仕舞い売りも出やすい日だといえる。」

H「すでに売りたい向きは売ってしまった面もあるのかもな。」

K「そうだな。すでに様子見に徹している向きも確かに多いのかもしれない。」

H「それに加えて今日も円安が更に進んだことが追い風になっている。」

K「昨日の米国市場で発表されたISM製造業景況感指数が市場予測を上回ったことでドルが買い戻され円が売られた。」

H「昨日の日銀結果や植田日銀総裁発言などで円は売られやすかった面もあるからな。」

K「ISM製造業景況感指数も決して強い数字でもないんだが、過度な警戒感が和らいだんだろう。」

H「あとは米国株がしっかり上昇したことも安心感に繋がった。」

K「まあ、すでに昨日の時点で米国株高はある程度は織り込んでいたといえるんだけどな。」

H「確かにそうだな。」

K「ただ中国との貿易摩擦解消への期待が出てきたことは追い風だな。」

H「ああ。昨夕、一部報道で米政権側が中国に関税交渉を打診していると伝わった。」

K「中国メディアの報道だけに信ぴょう性は微妙だったんだが、今朝中国政府が正式に明らかにした。」

H「ああ。米国が関税交渉を求めて中国側に複数回接触してきたとのことだ。」

K「それに対し中国政府は評価を進めていると表明し、米中交渉への期待が高まった。」

H「米国市場引け後にはアップルとアマゾンが決算を発表し、それをうけ時間外取引で両銘柄ともに大きく売られていた。そのため時間外米先物も軟調となっていたんだが。」

K「この中国政府の表明で、一転して米先物は上昇に転じている。」

H「今日の日本株の強さも、この影響が大きいのかもな。」

K「だろうな。もし連休中に米中交渉の実現性が更に高まれば、恐らく米国株に追い風となり、連休明けの日本株はさらに上げる期待もあるからな。」

H「日経平均は前場中ごろには37000円付近まで上昇し、上げ幅は500円超となる場面もあったんだが、さすがにそこが限界だった。」

K「連休前だし上出来だろう。買い一巡後は垂れてしまったが、それでも底堅さはみられており、後場はしっかりとしていたしな。」

H「そうだな。日本が連休中、米中で何らかの進展があればいいけどな。」

K「まずは今晩の米雇用統計に注目だろう。」

H「ああ。来週にはFOMCを控えているだけに、多少悪くてもFRBプット期待が下支えとなりそうだけどな。」

K「どうだろうな。まあ期待したいモンだ。」

H「とりあえず今晩の米国株、雇用統計をうけどういった動き見せるのか注目したい。期待したいモンだ。」


2025年5月1日(木)   

H「名実ともに5月相場入りとなった今日の日本市場はしっかりと続伸した。」

K「ああ。これで日経平均は6日続伸となり、TOPIXは7日続伸だ。大型連休前にしては強い動きを続けている。」

H「そうだな。まあすでに参加者乏しくなっており売りが出にくくなっているともいえるけどな。」

K「それもあるが、米国株が粘っているということも買い安心感につながっている。」

H「ああ。昨日は一時派手に下落する場面もあったんだが、終わってみればダウとS&P500指数はしっかり上昇し引けている。」

K「ナスダック指数は下げたが小幅安にとどまっており、上出来だといえるだろう。」

H「だよな。前日引け後に暫定決算発表したスーパーマイクロが派手に売られたし、連想的にAI関連や半導体関連が売られても不思議はなかった。」

K「まあ実際SOX指数は続落しており、売られた半導体関連株も目立っていたんだが、他がしっかりとしていたことが支えとなった。」

H「それに朝方に発表された米経済指標が悪く、景気減速懸念も意識されたからな。」

K「そうだな。朝方に発表された米1-3月期GDP速報値が前期比年率0.3減と想定外のマイナス成長となった。」

H「輸入が増加したことでGDPを押し下げた格好だけに、景気減速もいいがたいけどな。」

K「ああ。トランプ関税を控えていたこともあり駆け込み的に輸入が急増したんだろう。」

H「でもやはり朝方に発表されたADP雇用統計も市場予測下回る弱い数字だったし、景気の先行き懸念が強いことには変わりはない。」

K「そうだな。それによりダウは朝方780ドル安となる場面もあったんだが、売り一巡後は全体的に下げ渋った。」

H「引き続き関税を巡る各国との交渉が期待されていることが支えになったんだろう。」

K「それに加えて、やはりFRBプットが意識されているんじゃないのか。」

H「それはあるかもな。景気減速となればFRBが早期利下げに踏み切るという期待が強いからな。」

K「それらの期待から、主要株価指数は徐々に下げ幅縮小し、終盤にはプラスに転じたからな。」

H「ナスダック指数もプラ転したが維持できず僅かながらマイナスで引けている。」

K「その米国株の底堅さに加えて、米国市場引け後に決算発表したマイクロソフトとメタが時間外で大きく買われていたことも好感された。」

H「そうだな。それにより今晩の米国株への期待も出てきたからな。」

K「また今日は日銀会合が行われ、想定通り現状維持となったんだが、その影響もあり為替が日本時間に円安へ進行していた。」

H「ああ。それも日本株に追い風になっているといえそうだ。」

K「日銀が物価見通しを引き下げたことで、追加利上げは当面先になりそうだとの見方が強まったようだ。」

H「いろいろと日本株には追い風が吹いている可能性もありそうだな。」

K「そうだな。このまま強い展開が続いていけばいいけどな。」

H「今日は米国で日米関税交渉が行われる。またアップルやアマゾンの決算発表もある。いずれも無事通過してほしいもんだ。」

K「とりあえず今晩の米国株引き続き粘り強さ見られるのか注目だな。」

H「ああ、期待したいモンだ。」


2025年4月30日(水)   

H「祝日明けとなる今日の日本市場は続伸となった。」

K「ああ、しっかりとした展開続けている。これで日経平均は5日続伸だ。TOPIXは6日続伸となる。」

H「米国株が引き続きしっかりとしていたことが追い風になっているが、今日は時間外取引で米国株下げているからな。」

K「そうだな。引け後に決算発表したスターバックスが時間外で売られているほか、暫定決算発表したスーパーマイクロコンピューターが派手に売られ重しになっている。」

H「スーパーマイクロコンピューターの暫定決算をうけ、連想的にエヌビディアなども時間外で売られているからな。」

K「それだけに今晩の米国株への警戒はあるといえるが、その割は日本株しっかりとしていたといえるだろう。」

H「まあ日経平均はマイナスに転じる場面も見られたが売りも続かなかった。」

K「上値の重さはみられているものの、それでもしっかりと上昇して引けており、強さはみられているといえるだろう。」

H「もしかすれば2回目となる日米関税交渉への期待が下支えになっているのかもな。」

K「どうだろうな。まあ日米交渉を控え、手控えている向きは多そうだけどな。」

H「様子見感強いことから、売りも出にくいのかもな。」

K「それもあるかもな。あとは月末要因がもしかすればあるのかもしれない。」

H「まあ強い動き続けているのは、理由はどうあれ良いことだけどな。」

K「確かにそうだが、理由なき上昇は流れ止まると反動も大きくなる恐れがあるからな。」

H「やはり怖いのが米国株だろうな。戻り基調続いているものの、今週は重要な経済指標や企業決算発表も多い。」

K「そうだな。今日は1-3月期GDP速報値が発表される。まあこれは終わった期で関税の本格的な影響は4月以降とみれば、あまり材料視はされないかもな。」

H「それより4月ADP雇用統計が注目されるかもな。」

K「週末には米雇用統計発表も控えているだけに、確かにADP雇用統計は注目度も高い。」

H「明日の4月ISM製造業景況感指数も注目だな。」

K「ああ。あとは企業決算だ。今日は米国市場引け後にマイクロソフトやメタプラットフォームズ、クアルコムなどが決算発表する。」

H「明日はアップルにアマゾンが決算発表を控えている。」

K「これらメガハイテク企業の決算を無事通過できるかどうか重要だ。日本市場にも良くも悪くも影響与える可能性もあるからな。」

H「あとは日米関税交渉だ。明日行われる予定だが、進展が見られればいいのだが。」

K「そうだな。進展はするだろうけど、やはり明確な進展があるのかが注目される。具体的にどのような協議が行われるのも注目だ。」

H「ほかの国とも進展はあるようだし、実際に合意するところが出てくれば、さらに関税懸念が和らぐ期待もありそうだ。」

K「そうだな。まずは今晩の米国株注目したい。」

H「ああ、期待したいモンだ。」


2025年4月28日(月)   

H「週明けとなる今日の日本市場はしっかりと続伸した。」

K「これで日経平均は4連騰だな。」

H「ああ。しっかりとした戻り基調を続けており、今日は一時36000円台に乗せる場面も見られた。」

K「ただ維持は出来ず上げ縮小して引けている。まあ明日は祝日で谷間となっていることから、上値は買いにくいからな。」

H「それでもしっかり上昇して引けたのは好感出来る。」

K「先週末の米国がしっかりと続伸し、戻り基調続けていることから、売りにくさもあるんだろう。」

H「そうだな。先週末の米国株はマイナス圏での推移となる場面も見られたんだが、引き続き関税緩和への期待から買い意欲の強さが見られていた。」

K「ああ。中国が米国製品一部の関税免除を検討していると伝わっていたしな。」

H「それにトランプ大統領は日本との交渉で合意にとても近づいているとの見方を示したことも追い風になったようだ。」

K「ほんとかよと思うが、実際に早期合意して欲しいけどな。」

H「まあ合意内容にもよるが、早期合意できれば、他の国への期待も強まるからな。」

K「ああ。合意して日本製品への相互関税完全撤廃されれば、他の国も当然期待するだろうからな。」

H「でも上乗せ分は撤回されたとしても、基本となる10%は撤回されないのではとの見方も多い。」

K「ああ。ただそれも撤回されないと日本は合意も難しいだろう。あとは自動車関税だな。」

H「そうだな。日本の場合、そっちの方が影響が大きそうだからな。」

K「ただ自動車関税の撤廃は難しそうに見えるけどな。」

H「今週、日米が2回目の関税交渉を行う予定だ。大きな進展が見られればいいのだが。」

K「そうだな。あとは中国の貿易摩擦を早いところ緩和して欲しいモンだ。」

H「ああ。こんな異常な関税をかけている以上、米中の貿易はほぼ成り立たない状況だろうからな。」

K「互いに交渉する気はあるみたいだが、相手次第としており、なかなか交渉の場を持つこと自体が難しく思える。」

H「まあトランプ大統領いわく、既に中国とは協議を行っており、習近平国家主席から電話もあったようだけどな。」

K「ただ中国側は完全否定している。どっちが本当なのか知らないが、互いにプライド高く、引くわけにいかないようだし、とても合意に至るとも思えない。」

H「少なくとも早期には無理だろう。」

K「だろうな。ただ現状の関税続けていれば、確実に米中景気へ悪影響が出てくるからな。」

H「そうだな。日本がゴールデンウィーク明けまで、関税問題色々と進展すればいいけどな。」

K「取りあえず今晩の米国株しっかりと続伸出来るのか注目したい。」

H「ああ。期待したいモンだな。」


2025年4月25日(金)   

H「週末となる今日の日本市場は大幅続伸となった。」

K「ああ。昨日の米国株が引き続き大きく上昇しており、日本株にも追い風となった。」

H「米国株は引き続きトランプ大統領やベッセント財務長官の発言から、米中摩擦緩和への期待から見直し買いが継続した。」

K「それに加えて、前日引け後に決算発表したテキサスインスツルメンツやラムリサーチが大きく買われ、他の半導体関連株にも買いが波及したことも追い風となった。」

H「半導体株指数のSOX指数は大幅高となっている。」

K「更にFRBプットへの期待が改めて意識されたことも追い風なったといえるかもな。」

H「そうだな。ウォラーFRB理事が関税の影響で労働市場が悪化すれば、利下げを支持するとの考えを示した。」

K「またクリーブランド連銀のハマック総裁は6月の利下げの可能性を示唆したことも安心感に繋がった。」

H「ああ。トランプ関税で米国景気が今後減速してきても、FRBが何とかしてくれるという、いわゆるFRBプットが改めて意識された格好だ。」

K「できればパウエルFRB議長の口から、そういったハト派的な発言を聞きたいけどな。」

H「そうだな。パウエルFRB議長は依然として、利下げを急がない姿勢を示しているからな。」

K「まあ、FRB当局者が揃いに揃ってハト派姿勢示しと、ドルが売られてインフレ圧力強まる恐れもあるからな。」

H「実際に景気減速が見られてくれば、恐らくパウエルFRB議長だって利下げに前向きになるんだろうな。」

K「そうだな。まあ週末からはブラックアウト期間入りとなるため、もう金融政策に関する発言は出てこないが、来月のFOMCでの会見に注目だな。」

H「米株高を受けて、今日の日本株は堅調に始まり、寄り後もしっかりだった。」

K「ああ。前場中頃からはやや失速したものの、後場には改めて買われて上げ拡大した。」

H「昼過ぎに中国政府が、米国製品の関税について一部輸入品を対象から除外することを検討していると伝わった。」

K「ああ。それにより更に米中摩擦緩和への期待が強まったようで、後場一段高となった。」

H「日経平均は一時800円近くの上昇となる場面もあった。その後は垂れたものの、それでも666円高で引けている。」

K「日経平均は相互関税発表前の水準まで戻しており、TOPIXもほぼ戻した格好だ。」

H「今月も残り2営業日のみだが、このまま月間ベースでの上昇に期待したいモンだな。」

K「ああ。そのためにも米国株の戻り基調、今晩以降も続いて欲しいモンだ。」

H「そうだな。まずは今晩の米国株注目だな。引け後に決算発表したアルファベットが時間外でしっかり上昇しているだけに期待したいモンだ。」

 

 

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