地場者の立ち話

仕手株情報や投機筋情報などシマ(兜町)から取ったホットな情報をお伝えします。仕手筋から外国人投資家の動向まで、彼らの情報は実に多岐に渡ります。


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2019年8月19日(月)   

H「週明けの日本市場はしっかりと続伸した。」

K「ああ。先週末の欧米株がしっかりと上昇した事が好感された。」

H「先週末は、欧米債券市場で長期債が下落し金利が上昇した。最近は金利低下が重石となっていたと言えるだけに、金利低下一服で株買いの動きになったといえる。」

K「そうだな。欧米債が下落した要因は、ドイツが景気後退に陥った際に備え財政均衡ルールを撤廃し、新たに借り入れを行う事も検討との報道だ。」

H「ああ。まだ報道ベースで実際に、ドイツが動くのかは不透明だが、債券上昇が続いていただけに、その手仕舞い売りのきっかけになったんだろう。」

K「だろうな。それに中国の景気刺激策検討も伝わっており、米国市場では幅広い銘柄が買われて大きく上昇している。」

H「ああ。ダウは1.2%高となる300ドル超の上昇となっており、ナスダック指数は1.7%近くの上昇になった。」

K「更に引け後には、米商務省は、ファーウェイに対する米製品の調達禁止措置の猶予期間を90日間延長する見通しだと報じられていた。」

H「ああ。その猶予期間は、今日の19日に期限到来となる見込みであり、その行方が注目されていた。」

K「延長されず期限到来となれば、米中摩擦が更に悪化する恐れも警戒されただけに、実際に延長されれば安心感に繋がる。」

H「その報道をうけてなのか、今朝から時間外米先物がえらい上昇していた。為替も今朝更に円安へ振れている。」

K「ただやはり今朝には、トランプ大統領はファーウェイとビジネスを行うことは望んでないと表明している。」

H「そうだよな。これはつまり、ファーウェイに対する米製品の調達禁止措置の猶予期間は延長しないということなんだろうか。」

K「分からない。市場も判断しに迷っている感じだ。どういう意図で、この様な発言をしたのか・・。」

H「だよな。ただこの発言を受けても、時間外米先物や為替に大きな影響は見られていない。」

K「そうだな。それだけにやはり猶予期間は延長されるとの見方が強い感じだ。」

H「まあ、いずれにしろ米時間の19日中には、延長するかどうかは明らかになるだろうし、まずはそれを確認するという感じだろうな。」

K「ああ。今日の日本株は終日堅調だったといえるが、上値追いの動きは見られず、ある意味膠着相場だったといえる。やはりファーウェイを巡る問題を見極めたいという向きが多いんだろう。」

H「そうだな。商いも非常に低調で、閑散に売り無しといった展開だったといえる。」

K「中国株が香港株も含めて終日堅調で、徐々に上げ拡大していたことも日本株の支えになっていたと言えるだろう。」

H「取りあえず実際にファーウェイへの猶予期間が延長されるのか注目だな。」

K「ただ延長されたとしてもファーウェイ問題が消える訳じゃないし、そもそも禁輸が猶予されているのは、ソフトウエアの更新など一部のことだけだ。」

H「そうだな。延長したからといって、米中が歩み寄るということにはならないだろうな。」

K「ああ。あくまでも猶予しているのはファーウェイへの譲歩ではなく、利用者への悪影響を配慮してのことだ。」

H「そうだよな。とにかく今晩も米国株しっかりと続伸して欲しいモンだ。期待したい。」


2019年8月16日(金)   

H「週末の日本市場は小幅に反発した。」

K「ああ。今日は売り買い交錯で膠着相場だったといえる。売り込む動きも見られず回上がる向きも乏しい状況だ。」

H「そうだな。週末だし、まだお盆休みだし、外部要因の不透明さも拭えていないしな。」

K「商いも低調で、ある意味閑散に売り無しと言った感じだったとも言えるだろう。」

H「昨日の米国株は派手に下げた後だけにある程度のリバウンドが期待されたが、ショボかったな。」

K「そうだな。ダウ、S&P500指数は反発したが、前日あれだけ下げた割には確かにショボい。ナスダック指数は続落だ。」

H「昨日は欧州時間にマーケットが波乱となる場面もあり、それが米国市場でも重石となった面もあるんだろう。」

K「そうだな。欧州時間に中国が声明を出しており、それにより欧州株や為替、それに日経先物や米先物の時間外取引で乱高下した。」

H「米国の対中関税第4弾について、合意違反だと非難し、対抗措置を取る構えを改めて表明した。」

K「それをうけ、日経先物は夜間取引で大きく売り込まれた。ダウ先物も時間外取引で結構売られたからな。」

H「米国は既に一部製品に関しては先送りを決めたが、それでも中国は納得できないようだな。」

K「まあそういうことだろう。一部製品だけじゃなく、すべてを先送りしろということだろう。」

H「6月末に行われた米中首脳会談で、トランプ大統領は対中関税第4弾について当面見送ることを約束した訳だしな。」

K「ただ具体的にいつまでという期限は決めていないだけに、9月から発動したとしても、トランプ大統領に言わせれば、当面見送ったと言うのかも知れない。」

H「でも中国からしてみれば、米中首脳会談後に一度しか閣僚級の対面協議を行っていない状況での、対中関税第4弾発動決定は納得できないと言うことなんだろうな。」

K「ああ。ただその後に、中国は協議継続の方針を示したことから、マーケットは落ち着き取り戻しているけどな。」

H「でも昨日の米国市場では、やはり米中摩擦懸念が重石となったのは確かだろうな。」

K「それに加えて金利低下もやはり重石になったんだろう。昨日は更に金利が低下しており、先行き懸念が意識されていたと言える。」

H「VIX指数も市場で意識されている20を上回って終えていたしな。まだまだ懸念は拭えてない状況だ。」

K「ただ昨日発表された米経済指標は市場予測を上回るモノが多かった。ウォルマートの決算も悪くなかったし、それが昨日の米国株を支えた面もあるだろう。」

H「暫く売り買い交錯の不安定な展開が続きそうだ。」

K「だろうな。トランプ大統領は中国が対抗措置をとるならば究極の報復を行うことを示唆しているしな。」

H「なんだよ、究極の報復って・・。」

K「お互いに引けないし、かといってまともにはやり合いたくはない。やり合えば両国の景気にとって悪影響だからな。」

H「難しい状況だな。落とし処がみつけにくく、結局こんな状況が長く続く恐れもありそうだ。」

K「取りあえず今晩の米国株注目したい。更に落ち着いてくれれば良いのだが・・。」

H「ああ。期待したいモンだ。」


2019年8月15日(木)   

H「今日の日本市場は反落となった。昨日の上げ分を全て吐き出す下落だ。」

K「ああ。昨日の米国株が波乱的な下落となったためだ。」

H「そうだな。昨日、欧州時間に米10年債と2年債の利回りが12年ぶりに逆転し、いわゆる逆イールドが発生した。」

K「ああ。今まで米10年債と3ヵ月債や6ヵ月債などでは既に逆イールドが発生していた。ただ一般的に意識されるのは、米10年債と2年債であり、それがついに逆イールドとなってしまった。」

H「まあ、一昨日からかなり接近していただけに、米10年債と2年債の逆イールドは時間の問題と見られていたんだが、まさか改めて嫌気されるとは・・。」

K「確かにそうだな。確かにサプライズ感は乏しい。昨日逆イールドならずとも、近い内に逆イールドになった可能性は高かったといえる。」

H「しかし昨日の米国市場では、それが嫌気され全体的にリスクオフの動きになった。」

K「米10年債と2年債の逆イールド発生した後に、ほぼ必ずと言っていいほどリセッションに過去陥っている。」

H「ああ。それだけに将来的なリセッション懸念から、昨日の米国市場では景気敏感株やエネルギー株が売られた。」

K「それに金利低下による悪影響をうける金融株も総じて売り込まれた。」

H「またタイミング悪いことに朝方に決算発表した米百貨店大手のメーシーズが決算失望で派手に売られ、小売株全体的に売りが波及した。」

K「それに昨日は、中国で発表されていた鉱工業生産や小売売上高が悪い数字だったことや、ドイツの4-6月期GDP速報値が前期比0.1%減となりマイナス成長となったこともタイミング悪い。」

H「そうだな。それに加えて米国債の逆イールドだろ。世界的な景気減速懸念が意識されてしまったと言うことなんだろう。」

K「ただドイツの4-6月期GDPが前期比0.1%減という数字は市場予測通りだった。それだけにサプライズはない。」

H「だよな。それなのに、昨日の米国株は終日弱い展開で徐々に下げ拡大し、終わってみればダウ800ドル超の下落でほぼ安値圏で引けている。」

K「今年最大の下げ幅となった。市場では逆イールドに反応したアルゴ取引などで下落に拍車を掛けたとの見方も多い。」

H「だろうな。そもそも米10年債と2年債で逆イールド発生しても、すぐにリセッションになるわけでもないし、株価が下がり続けるわけでもない。」

K「そうだな。過去見ると、1~2年近くリセッションまで掛かることもあり、それまで株価が大きく上げたことだってある。」

H「それだけに逆イールド発生で、即買いポジションをクローズしてくると言う向きは実際はそれほど多くはないだろう。」

K「そうだな。それだけに昨日の米国株の下落は過剰反応と言え、それを見込んでか今日の日本株はやたらと底堅かった。」

H「ああ。日本株も朝方こそ派手に売られたが、売り一巡後は下げ縮小の動きになっている。時間外米先物もしっかりと上げているし、今晩はあっさり反発すると言う期待もあるだろう。」

K「そう期待したいけどな。ただ昨日売られた理由が単に逆イールドということでないとやっかいだ。」

H「そんなことあるのか・・。」

K「取りあえず今晩の米国株注目だろう。引き続き弱い動きにならなければ良いのだが・・。」

H「そうだな。期待したいモンだ。」


2019年8月14日(水)   

H「今日の日本市場は大幅反発となった。」

K「ああ。昨日の米国株が爆上げし、為替市場ではドル円に加えてクロス円も総じて円安へ進行したことが追い風になった。」

H「米国市場が始まってすぐに米通商代表部が、9月発動予定の対中関税第4弾について、一部製品の発動を12月に先送るすると発表した。」

K「ああ。その発表をうけ全体的にリスクオフの巻き戻しの動きとなって、ダウは一時530ドル近くの上昇となる場面も見られた。」

H「米中閣僚が電話協議を行ったことも明らかにされ、今後も交渉継続する方針で一致したということもあり、米中摩擦懸念が和らいだ格好だ。」

K「しかしいきなりだな。発表のタイミングからも、明らかに米国株を意識しての動きだろうな。」

H「だろうな。しかも計画的な動きのようにも思える。そもそも9月から対中関税第4弾を発動させると発表したのは8/1だぞ。」

K「そうだな。わずか2週間で、対中制裁方針を大きく変えてきたと言うことになる。しかも先週末にはトランプ大統領は9月の米中協議中止の可能性すら示唆していたんだぞ。」

H「だよな。それにより米国株が大きく続落したところで、いきなり一部関税先送りって・・。」

K「昨日の閣僚級電話協議で、何らかの進展が見られたのかどうかは知らないが、いずれにしろ一部先送りは最初から計画されていた可能性はあるだろうな。」

H「そうだな。対中関税第4弾による米国経済への悪影響は限定的と言っているが、やはりこれだけ米産業界が反対しているんだ。来年の大統領選考えれば、それを無視して強硬するわけにも行かないと言うことなんだろう。」

K「今までもトランプ大統領は強硬姿勢見せた後に、緩和姿勢を見せることが何度もあった。その繰り返しだ。」

H「ある意味、上手く市場をコントロールしていると言えるんだろうけどな。ただいつまでも、上手く行くとは限らない。」

K「そうだな。市場もいい加減に付いてこなくなる恐れもある。」

H「だよな。昨日の米国株も買い戻し一巡後は上値追う動きは見られておらず揉み合いだった。今日の日本株も朝方買われた後は上値追いとはなっていない。」

K「ああ。確かに一部製品が延期されたのは好感できるが、米中問題の先行きは依然として不透明だしな。」

H「そうだな。それに中国景気減速懸念が強まっているのも警戒される。」

K「今日発表された中国経済指標は悪かったしな。」

H「ああ。それにより世界的な景気減速懸念が改めて意識されてくるようだと、米国経済への悪影響も警戒され、米国株安に繋がる恐れも否めない。」

K「トランプ大統領は対中関税第4弾一部先送りというカードを既に切ってしまった。それで株価上昇が続かず再び下げていくような展開になったら、果たしてどう動くのかも見物だな。」

H「対中関税第4弾を全て先送るにするって可能性もあるのかも知れない。」

K「ただそんなことするなら、ハナから対中関税第4弾を9月から発動するなんて表明するなよって事になる。市場は更に疑心暗鬼を強めることになるだろうな。」

H「確かに・・。取りあえず今晩の米国株しっかり続伸できるのか注目だな。あっさりと反落するようだと、やっかいだ。期待したいモンだ。」


2019年8月13日(火)   

H「連休明けとなる今日の日本市場は大幅に反落した。」

K「ああ。連休の米国市場が大幅続落しており、為替市場では円高が一段と進んでしまった。」

H「そうだな。先週末トランプ大統領が中国と合意する準備が出来ていないと発言し、更に9月に予定されている米中通商協議を中止する可能性も示唆したことが嫌気された。」

K「ああ。まだトランプ大統領は強気姿勢だな。それでも先週末は下げ渋りも見せたんだが、昨日は米国株改めて売り込まれ派手に下落してしまった。」

H「昨日は更に人民元安が進行したことや、アルゼンチンペソが大統領予備選の結果をうけて急落したことも心理を冷やした。」

K「更に香港のだデモだよな。更に過熱し過激になっており、香港国際空港が一時閉鎖され全便欠航となった事も嫌気された。」

H「いよいよ香港の大規模デモが経済へ悪影響を及ぼすのではとの懸念も意識されたようだ。」

K「まあ一時的とはいえ国際空港が閉鎖されたんだ。それによりモノやヒトの移動に悪影響が出てしまい、今後も度々起こるようだと経済への悪影響も避けられない。」

H「色々と投資家心理を冷やす事が昨日は重なり米国株は派手に下落したが、やはり問題は米中摩擦だよな。」

K「トランプ大統領は牽制のつもりなのか、あんな発言するとはな。」

H「本当に9月の協議が中止になるようだと、米中問題先行きが尚更見えなくなる。」

K「まあ協議したところで合意に至るとも思えないが、やはり歩み寄りの姿勢だけでも見せていれば期待はあるからな。」

H「歩み寄りすらしない状況だと、期待も抱かれにくく、先行き懸念強まってしまう。」

K「ああ。それでなくとも9月からは対中関税第4弾発動されるって言うのにな。」

H「だよな。ただトランプ大統領の事だからな、突如緩和姿勢を示してくると言うことも考えられる。」

K「そうだな。やはりトランプ大統領は株価や支持率をかなり意識しているだけに、それら次第では突如緩和姿勢を示すことも確かにある。」

H「実際今までそういうことは多々あったからな。」

K「それだけに実際に9月の米中通商協議を中止にするとは思えない。それどころか9月からの対中関税第4弾発動すらまだ分からないと言えるだろう。」

H「そうだな。もし対中関税第4弾発動を見送るなんてことになれば、米国株は派手に戻す動きが想定されるしな。」

K「ただ怖いのは中国側が強硬姿勢に出てくることだ。中国側から協議をやらないと突きつけられるとトランプ大統領は困るわな。」

H「そうだな。中国に開き直られると確かにやっかいだ。」

K「まあ中国側も出来れば米国との決裂は避けたいだろうから、その懸念は乏しいとは思うのだが・・。」

H「取りあえず今晩の米国株しっかりと反発できるのか注目だな。期待したいモンだ。」

 

 

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