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| 7月25日(金) H「日経平均は大幅反落となってしまった。まあ米国市場があれだけ派手に下落しただけに仕方ないと言えるけどな。」 K「タイミングも悪かったと言える。連日大幅高続けた後の週末だからな。短期投資家の利食い売りのきっかけになるのも仕方ない。」 H「しかし米国市場もあれほど下げるかね。まるで市場心理が一転して悪化した感じだ。」 K「それだけ、まだまだ市場は病み上がりと言う事なんだろう。昨日は中古住宅販売件数が市場予測を大幅に下回った事が大きい。更に新規失業保険申請指数の増加も嫌気された。後は企業決算が結構悪かったと言え、米景気先行き懸念が再び再燃したという感じだ。」 H「ただ日本同様、米国市場も結構上げてきただけに、利食い売りも出やすかったと言う事もあるだろう。単なる一服で済む可能性もあるんじゃないか・・。それとも、もう戻り相場はお終いか?」 K「どうだろうな。基本的に再度安値目指して売り込まれていくと言う事には確かになりにくい。それだけの悪材料が出てくるかどうかだけどな。ただここに来て米利上げをするべきだとの声も挙がってきているだけに、もし来月のFOMCで利上げの思惑でも強まれば、米景気を更に悪化させるとの懸念から悪材料視される事になるだろう。」 H「ただ幾ら外野が利上げするべきだと言っても、米国は利上げはしないだろう。と言うより出来ない。」 K「まあそうだろうな。ただ、もしかしてと言う市場の思惑が強まれば、それが売り材料となる。まあそこまで悪いよう悪いよう考えるほど市場心理悪化しないとは思うけどな。」 H「日本市場で今日やたらとメガバンクが弱かったのが気になるよな。先日まで上げて来ていただけに空売りも結構入っている。恐らく今日はその買い戻しによる買いが結構入っているはずだ。それでもこれだけ売り込まれたのは、それだけ売り圧力が強いと言う事だろ。単に利食いでと言う感じでも無いように思えるが・・。」 K「これらメガバンクが再度売り込まれていくようになると、市場心理的には確かに良くないわな。」 H「それだけに、来週の動向が注目されるな。あっさりと反発でもしてくれれば市場に安心感与えるのだが。」 K「ところで新興市場は流石に逆行高とはならなかったな。ただ昨日上げた分全て下げたと言うわけでもなく、底堅さは見られている。それだけに期待は継続していると言えるだろう。引け後発表されたヤフーの決算も悪くないし、来週改めてネット関連株がしっかりと買われてくると面白くなって来るかもな。」 H「そう期待したいけどな。今日も新興系不動産関連株は軟調なものが目立っていたが、他の新興市場銘柄に悪影響が出ているようには見えない。昨晩は不動産関連株といえる、三平建設が破綻した。果たして今日は大丈夫か気になるところだ。」 K「今週末何処も破綻しなければ、週明けは取りあえず買い戻し優勢となり反発する関連株も出てくるんじゃないか。結構、今日明日辺り何処か破綻するとの警戒感強かったからな。ある意味、それを期待して空売り仕込んだ向きも結構いる感じだぞ。」 H「ただこれら関連株の下落は、単に空売りで下げているだけでなく、実需の売りが継続していると言うのが大きな要因だよな。機関投資家もかなり保有している銘柄も多く、今懸命に保有株を減らしているようだ。結局はそれらが売り尽きないと、なかなか下げ止まらないとの見方は多い。」 K「確かに彼らの多くは、ほぼ投げ売りだからな。もはや出来るだけ損失減らして売りたいというような状況じゃないだろう。保有株を減らすのが先決であり、幾らで売るかは二の次だ。それだけに株価は下げ止まらない。」 H「それに、押し目を拾う向きも減少してきているだろうしな。これだけ下げてくれば、安易な押し目買いが如何に危険かというのが誰でも解るだろう。」 K「もはや出来るだけ安く買いたいと言う次元の株価じゃないからな。それよりもある程度下げ止まりが確認出来てから拾っていく方が優先と考えている向きは多い。下げ止まりが確認出来るには当然底値からはある程度戻してしまった後になるが、これだけ下げりゃある程度戻してから買っても十分妙味はあるだろう。」 H「まあこの不動産不況を無事に乗り切った企業はある意味勝ち組であり、不動産不況の終焉と共に売られすぎた反動相場がやってくる期待がある。その大きな相場を考えれば、確かにリスク取って底値を狙っていくより、リスク後退してから買った方が余程良いと言う事だな。」 K「ああ。それからでも十分に美味しいと言う事だ。まあ、不動産不況の終焉は当面先だと思われるけどな。」 H「まあ、それまで関連株が単純に売り込まれるとは思えないだけに、ある程度では下げ止まり安値圏揉み合いになりそうだな。せめて買いを狙うにしてもそう言う状況になってからと言うのが良さそうだ。」 K「取りあえず日経平均来週しっかりと下げ止まれるか注目だな。来週は主力株の決算発表非常に多いだけに、それら次第とも言えるが、結局はまだまだ米国市場動向が大きな鍵だと言えそうだ。米国市場も含め来週どうなっていくのか注目したい。」 7月24日(木) H「日経平均は今日も大幅高となった。おいおい幾ら何でも調子に乗りすぎじゃないか・・・日本株は。」 K「確かに急ピッチだな。10日以上かけて下げてきた分を、たった3日で戻してしまった。まあ売り方の買い戻し要因がかなり大きいと言えるが、市場心理もかなり好転しているからな。悪い事じゃない。」 H「まあ意識されると見られていた25日移動平均線もあっさりと突破してしまったし、節目の13500円も後場突破した。」 K「ただ13500円以上の上昇分はおまけみたいなモンだろう。先物のショートカバーの分だと言え、オーバーシュート気味な上昇といえる。」 H「日経平均高値引けだモンな。更にヘラタイムには先物が一段高となっており、これも高値引けだ。まあイブニングでその反動売りが見られているようだが・・・。」 K「昨晩の米国市場は小幅ながらも続伸となった。金融株がしっかりと買われ、何より原油相場が更に下落した事が大きいと言える。注目のベージュブックは米経済の先行き懸念をやや示したと言えるが、言うほど悪材料視はされていない。まあそれだけ今の市場心理は良くなっていると言う事だろう。」 H「日本市場でも今日は海外勢のまとまった買いが見られている。空売りの買い戻しとの見方も多いが、市場心理は米国同様良くなっているのは間違いないだろう。」 K「そうだな。悪材料も出尽くしという格好で買い材料にされたりとの動きも見られており、確かに心理はかなり良くなっている。注目の新興市場も今日は上昇したな。昨日一日だけでは何とも言えなかったが連日の大幅上昇は素直に好感するべきだろうな。」 H「だな。それに今日は新興不動産株が軟調だったにも関わらず、新興市場全体的には堅調だったと言うのが大きい。」 K「ああ。確かにそれは好感出来る。まだリバウンドの域だと言えるが、明日以降言うほど下げずに推移出来れば期待も膨らむだろう。今日の動きを見てもまだ疑心暗鬼で物色しているという感じだ。言ってみればビクビクしながら物色している。ただ更に強い状況が続くようになれば、そのビクビク感も無くなり徐々にイケイケ感に変わってくる。そうなると新興市場特有の強い相場が見られる事になる。」 H「今の個人投資家の心理でそう簡単にイケイケ感出てくるとは思えないが・・・。」 K「確かにそうだが、イケイケ感で物色するのは個人投資家だけとは限らない。上昇続けばディーラーなども参加してくるだろうし、それが勢いを付ける事になる。個人投資家の多くは当面戻り売りスタンスだろう。それだけに彼らの買いは言うほど期待は出来ない。」 H「ただディーラーは呼び値が一部の価格帯で変わって物色しにくくなったとの声も多い。今週から10〜30万円、100〜300万円の呼び値が変わった。新興市場銘柄は特に10〜30万円の株価銘柄多く、該当する銘柄が非常に多い。」 K「その価格帯は今までの10分の1に呼び値になったのだが、確かにディーラーなどのまとまった買いを入れる投資家に取ってはうっとうしくなったと言える。小口の個人投資家にとっては、この方が良いんだろうけどな。」 H「それだけに、新興市場銘柄はディーラー敬遠する向きも多いと聞くぞ。」 K「ただ、そんなのは最初の内だけだと思うぞ。すぐに慣れるし、慣れてしまえば値動き妙味あるならば当然ディーラーだって狙ってくる。今までの新興市場では商いも低調だし、上値も滅多に追えないと言う状況だから狙う向きなど乏しかったが、強い上昇基調が鮮明になれば関係なくディーラーは狙ってくる。」 H「問題はそう言う状況になるかどうかだよな。現状ではまだ微妙な状況だし、明日あっさりと今日上げた分下げるようじゃ話にならない。一服となっても底堅さが見られるなり、商い増加が見られれば期待は続くが・・・。」 K「そうだな。ただ不動産ファンドなどの軟調さが続いているのが気になる要素だ。これらの中から破綻企業でも出てきてしまうと、再度心理悪化から新興市場全体への悪影響が懸念されるからな。」 H「確かにそれは懸念だな。上げなくても良いから良い加減に下げ止まっていて欲しいモンだ。この不動産企業破綻懸念が一体いつまで続くのか・・。」 K「そうだな。不動産市況の下げ止まりが必要だが、そうなるのはまだ当面先だろうしな。」 H「その懸念が後退するまで、新興市場は爆弾抱えているような状況だとも言えるかもな。」 K「ただ、新興不動産企業が破綻しても、他の新興市場へ悪影響与えない可能性も当然ある。そう言う動きでも一度見せれば、それほど市場は警戒しなくなってくるんじゃないか・・。」 H「そうなれば良いけどな。まあ一番良いのは破綻する企業など、もう出てこなければ良いんだ。」 K「確かにそうだが、結構それは難しいと思うぞ。」 H「取りあえず明日は週末、日経平均も急ピッチに上昇してきただけに一服となりそうだが、底堅さを見せて欲しいモンだな。また新興市場が明日どうなるのか注目したい。」 7月23日(水) H「日経平均は連日の大幅高となった。昨晩の米国市場が派手に上昇した事が要因だ。市場心理もかなり改善してきている感じだな。」 K「そうだな。やはり地合が良いといいよな。兜町(シマ)も活気がやや出てきた感があるよな。ただ既に底打ちしたと見る向きは残念ながら殆ど見られない。」 H「だろうな。まあそんなモンは後から分かる事だし、取りあえず今日も日経平均は13000円を危なげなく維持したから良しとするべきだろう。」 K「昨晩の米国市場はアップルやTIの影響が懸念されたが、キャタピラーの決算良く指数を支えていた。また予測以上の赤字を計上した米大手銀行のワコビア株が上昇に転じたのが大きい。決算嫌気され売り優勢で始まったが、増資は必要ないとのコメントを出した事や、リストラ策などが好感されワコビア株がプラ転した。」 H「それが他の金融株に刺激を与えたといえるよな。また原油安も好材料視されており、市場心理が一気に好転していった感じだ。」 K「原油は完全に天井打った感じだな。このまま下落していかずとも弱含みの展開が暫く続く期待は強くなっている。既に原油相場から株式市場への資金シフトの動きも出ているとの見方もあるし、ここに来て一気に株式市場に取っては好転してきていると言えるかも知れない。」 H「とにかく金融不安が後退したのが大きいよな。もちろんあくまでも一時的な後退となる可能性は高いが、暫くはその不安も落ち着きそうだ。」 K「ただ突発的に悪材料出てくる恐れもあるだけに、まだまだ解らないぞ。今日だってニュージーランドの最大手である金融機関が預金払い戻しを停止したと報じられている。更にUBSが証券詐欺で告発されるとの報道も出ており、いきなり悪材料が飛び出す状況はまだまだ続くだろう。まあ今日のこれらの報道に関しては言うほど気にする事でも無いとは思うが・・。」 H「確かにそうだな。今日、日本市場で後場先物派手に垂れたのは、それら報道が要因のようだな。」 K「そう言う見方だな。それを背景に先物売りが加速した。仕掛け的な売りも入っていたようだが、大引けにかけ買い戻されており大した売りでもない。」 H「まあ、今日はその程度で済んだが、今後市場の流れを大きく変える悪いニュースでも突発的に出てこないとは限らないからな。米国主力の金融機関の決算発表無事通過したとは言え、今後欧州主力金融機関の決算発表が続々出てくるし、確かに油断は出来る状況じゃない。」 K「ああ。ただ米国金融機関よりは、懸念乏しいだけに実際にそれで再び世界的な金融不安強まる事になる可能性は低いとは言える。それよりもやっぱり米国金融機関の新たな悪材料が懸念だろう。決算通過したとは言え、モノラインやGSE問題で新たな悪材料出て来るかもしれん。いずれにしろ、まだ売り方の買い戻しの買いによる上昇面も強いし、金融機関の空売り規制が効いているとも言えるからな。つまり一時的な上昇になる可能性もあると言うわけだ。」 H「なるほど。日本市場もまだリバウンドの域だしな。ただ為替も完全に円安基調となっているし、ユーロ円などは最高値を更新中だし、日本の輸出企業にはかなり追い風だろう。」 K「まあドル円はともかく、ユーロ高は欧州売上げ比率高い企業には好材料だろうな。既に去年のサブプライム問題強まる前の高値水準を更新しているからな。それら企業の1Q決算発表は注目される。」 H「期待通り、上方修正でも続出するようだと、心理は一気に好転し、日本株に本格的に見直し買いが入って来る可能性もあるだろう。」 K「ただ為替に関しては先行き懸念まだまだ強いし、為替での利益上乗せではカバー出来ないほど、原材料高や受注減と言う事もあり得る。それだけに過度な期待は禁物だ。まあ実際に1Qが好決算続出するようだと、確かに心理はかなり好転する事になり、先日の安値で底打ちという期待は強まるけどな。」 H「まあ今週来週と結構主力企業の決算発表多いからな。最近は米国市場の顔色伺いながらの動向となっていたが、そろそろ国内要因も意識されて来そうだしな。」 K「そうだな。ところで今日は新興市場が派手に反発した。不動産関連株が反転した事が主な要因だと言えるが、不動産関連株の反発は一時的にとどまる恐れも強い。まだまだ不動産業界の先行き懸念は強いだけに楽観視は出来ない。いきなり新たな破綻企業が出てきても不思議はないからな。」 H「まあそれも含め明日はどういう展開を見せるのか注目したい。せっかく良くなりつつある市場心理が再び悪化しなければ良いけどな。」
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