![]() |
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||
| 7月3日(金) H「週末の日経平均は続落となったが、今日は仕方ないだろう。昨晩の米国市場があれだけ下げたんだ。それに日本市場は底堅さも見せ、日経平均は下げ幅をかなり縮小し今日の高値で引けているからな。」 K「そうだな。一時は180円以上も下げる場面もあっただけに、60円程度の下落ならば上出来だろう。」 H「しかし米国市場が懸念だな。昨晩の米国市場の下落要因はやはり雇用統計だろうけど、先日のADP雇用統計は言うほど嫌気されていないだけに、何もあれほど売られるとは・・。」 K「週末しかも三連休前と言うこともあったんだろう。もともと手仕舞い売りが出やすい状況で、しかも押し目買いは入りにくい状況だったところに、あの雇用統計だ。」 H「なるほど。ただ一部では失業率は10%の大台に乗せる可能性もあると見ていた向きいたようだが、9.5%で予測通りとなった事はまだ良かった・・。」 K「いずれにしろ好感できる水準ではない。しかし雇用者数の減少幅は予測よりかなり大きくなったが、ビックリするような数字でもない。ある意味、許容範囲とも言える。それだけに昨日の米国市場の下落は過剰反応にも思えるけどな。」 H「というより、単純に雇用統計だけであそこまで売られたと言うわけではないんだろう。」 K「そうだな。3連休前と言う状況や、欧州市場が別要因で派手に売られていたこともあるだろう。ムーディーズがアイルランドの格付けを引き下げたことなどな。」 H「それにNY証券取引所でシステムトラブルもあったよな。」 K「ああ。大引け前にトラブルによって売買注文を時間内に処理できず、取引時間を急遽15分間延長した。その影響もあり引けにかけ売り殺到し一段安となった。ダウは安値引けとなっている。」 H「まあ色々な悪条件や悪材料が重なってあそこまで下げたと言うわけだ。週末何もなければ連休明けの米国市場は反動で反発するんじゃないか・・。」 K「そうなりゃ良いけどな。それにしても日本市場は強いモンだな。朝安後、随分と戻す結果となった。個人投資家の買い意欲の旺盛さは依然として続いている状況だし、下値では欧州系の資金の買いも見られていたようだ。単に売り方の買い戻しだけではないとの見方もあり、下げりゃ拾う向きもまだまだ多い様子だな。」 H「日本もどうやらアジア株として位置付けられている面もあるようだ。もちろんアジア株だが、他のアジアは主に新興国だ。それと一緒に強い動き続けていて本当にいいのか?」 K「欧米株売りのアジア株買いという構図は明らかにあるようだな。その中に日本株も入っているようで、欧米株に比べ底堅いのはその影響だろう。結局は金余り状態なんだと思うぞ。それだけリスクマネーが増殖しており、リスクの高い欧米株より日本株という狙いなんだろう。」 H「なるほど。確かにアジア市場では日本市場がもっとも流動性が高いからな。」 K「ただ当然だが、そう言う資金ばかりではない。欧米株と同様に売ってきている海外勢も少なくない。それだけに油断は出来ない状況は続くことになるだろう。まあ暫く売り買い交錯という展開になるのかもな。」 H「まあ欧州系の資金が入っているとはいえ、商いは低調だ。それだけに更に悪材料が欧米で出てくるようだと、流石に日本市場も売り込まれる懸念ははらんでいる。」 K「確かに下げ渋っているといっても特段と強い買いが入っているわけではないからな。単に強い売りが入っているわけでも無いだけにちょっとした買いで戻してしまうと言う状況だ。それに今晩の米国市場休場という安心感もあるんだろう。」 H「そりゃ短期資金の考え方だろ。まあ今は短期資金が中心だとも言えるけどな。」 K「そうだな。ただ今は短期投資を中心に行う方が良い時期だと言えるだろう。国内だけでなく欧米などの景気先行きがかなり不透明な状況だ。株価も随分と戻してきているだけに、何もここで中長期的に狙っていく場面でもない。もちろん銘柄にもよるが、基本的にはテクニカル的に過熱感高い状況の銘柄を中長期的に狙っていくべきではない。」 H「今は短期投資を中心にというのが無難だと言うわけだな。」 K「その通りだ。短期投資ならば例え相場が揉み合いでも取れるチャンスは非常に多い。それに今はとても中長期では持てないような銘柄が派手に物色されていたりするからな。そう言う銘柄を短期で回す方が効率が良いだろう。」 H「ただそう言う銘柄を短期狙いで買って掴まったから中長期狙いに変更という個人投資家は非常に多い。」 K「そういう個人投資家は、ハナからそう言う銘柄やるべきではない。中長期的に期待出来る銘柄だけを狙っていくべきだろう。しかも現物で。最悪塩漬けとなっても良いように・・。」 H「ただ出来ればしっかりとリスク管理して塩漬けにならないようにするべきだろ。」 K「当然だが、それが出来るのであれば、リスク高い銘柄を短期狙いで買って掴まったから中長期狙いに変更するなんて事はしないだろ。」 H「確かに・・。」 K「とにかく今はボロ株物色など、随分と危なっかしい銘柄が派手に物色されているだけに、狙いたくなるのも仕方ない。ただ狙うならばそれなりに気をつけて狙うべきだと言うことだ。どうしてもロスカット遅れる人ならば、最初から買う株数を減らすなりすればよい。」 H「そうだな。まあ十分気をつけて欲しいモンだな。とにかく週明けはどういう展開になるのか注目だ。」 7月2日(木) H「日経平均は続落となった。プラス圏での推移となる場面もあったんだが、上値は重く今日は日経平均大台にタッチする場面すらなかった。」 K「見事な寄り高だな。昨日の長い上ヒゲに続き、今日は寄り天のほぼ安値引けか・・。」 H「先行き懸念だな。まあ大した下げでないし、まだ大台の1万円も射程圏だ。25日移動平均線も上回っている。それだけにまだ許容範囲だろう。」 K「確かにチャートは崩れていないし、懸念する状況でも無いけどな。それに今晩は米雇用統計を控えているし米国市場は金曜日から3連休だけにポジションも取りにくい。」 H「昨晩の米国市場はしっかり上昇したんだけどな。あの程度の上昇はある意味、織り込み済みか・・。」 K「だろうな。それにADP雇用統計は予測より悪かっただけに、昨晩の米国市場も警戒されたんだが、何て事なかった。しっかりとした展開だったからな。」 H「下半期入り初日とあって動きやすい資金も多かっただけに、ニューマネーの流入があったようだな。それにISM製造業景気指数が6ヶ月連続の改善となったことも買いに繋がっているようだ。」 K「ただISM製造業景気指数は、ほぼ予測通りでありサプライズでも無い。まあ予測通りで安心感ということなんだろうけど、やはり下半期入り初日でニューマネーが入ったと言うのが大きいと思われる。」 H「ダウは一時130ドル以上も上げたんだが、その後は買いが一巡したのか徐々に上げ幅を縮小する展開となった。それでも何とか200日移動平均線は上回っている。」 K「しかし25日線は終値で超えられなかった事になり、頭押さえられた格好だ。6/15を最後に、一度も終値で25日移動平均線上回っていない。」 H「ただその割にしぶといとも言えるよな。それほど25日線上回っていないと大抵下落トレンドとなるんだが、そうはならず粘っている。それだけに逆に上抜ければ調整終了となり新たな上昇トレンド描いていくという期待もある。」 K「確かにそうなりゃサプライズだな。かといって派手に下落していくかと言えば疑問もある。結局はまだ暫く揉み合いが続く可能性は高そうだな。」 H「まあ今晩の米雇用統計次第だとも言えるんだが・・。前回の雇用統計は雇用者数の減少が予測程大きく無かった。ブレの大きな指標だが、ブレ過ぎとも言える程の乖離があった。それだけに今回どう転ぶか不透明感も強い。」 K「そうだな。ただ昨晩のADP雇用統計の反応を見る限り、言うほど波乱要因にはならない可能性もある。ただ失業率には注意が必要だけどな。」 H「そうかもな。まあ雇用統計よりも三連休前というのが警戒される可能性もあるだろう。今晩は連休前のポジション整理中心の動きになりそうだし・・。」 K「ところで今日引け後に先週の投資主体別売買動向が発表された。相変わらず個人投資家の信用分は買いこしだが、現金分は売り越しとなった。戻り売りも出たんだろうな。外国人も売り越しとなっている。」 H「個人も売りで外国人も売りなら買い手は誰だ?」 K「自己売買と信託銀行だ。信託銀行の買い越しは久しぶりだな。何故買いに転じたのは不明だが・・。自己売買は先物は大量に売り越しているだけに裁定取引が主だろうな。」 H「ただ外国人は売り越しだが、先物は大幅な買い越しとなっている。トータルでは買い越しだ。」 K「ああ。そうなんだよ。ただ先々週大量に先物も売り越していたため、その買い戻しではという見方が強い。つまり先々週の売り越しはショートポジションも結構入っていたと・・。」 H「なるほど。つまり1万円台からショートポジション取って、先週の9500円台まで下落した局面では買い戻していたと・・。」 K「まあ、そうなるわな。ただその動きを見ても今は外国人も結構短期資金が主体のようにも思えるよな。ようは実需はまだ言うほど入ってはいないと・・。個人投資家も同様だけどな。」 H「そう言えば6月の個人投資家はやっぱり、かなり活発に売買していたようだな。松井証券が昨日発表した6月の売買動向見ると、売買代金や約定件数が急増している。恐らく他のネット証券も同様だろう。」 K「そうだな。その割に口座数増えている訳でもないだけに、既存の顧客がいつも以上に売買を活発にしてきたと言える。日経平均1万円回復したことにより、戻り売りを結構出したんだろうな。新興市場なども先月は結構上げているだけに、塩漬け株を処分できた人も多いんじゃないか。それによって個人投資家動きやすくなり新たな買いにも繋がった。」 H「後は、株高により今まで株取引をやめていた人が戻ってきたと言うこともあるだろう。口座は持っているが放置している状態という人が、再び市場に戻ってきたと・・。」 K「当然その動きもあるだろうな。楽天証券では顧客からの入金が殺到しシステム処理に時間かかった日もあったくらいだ。またパスワードの問い合わせも各ネット証券でかなり多かったようだしな。」 H「日経平均1万円回復したことにより、マスコミなどでも株のニュースなども頻繁にやるようになったし、またGSユアサなどの環境関連株が大相場を演じたことも個人投資家を呼び戻した。」 K「せっかく市場に戻ってきた個人投資家が、また退場とならぬよう相場もしっかりとした展開続けて欲しいモンだけどな。」 H「そうだな。まあ取りあえず今晩米雇用統計を受け、米国市場どういう展開になるのか注目したい。」 7月1日(水) H「名実共に7月相場入りとなった今日の日本市場は小幅に反落となった。ただザラバは日経平均大台に乗せ埋めていなかった窓をしっかりと埋めた。」 K「今日は興味深い動きだったな。昨晩の米国市場は消費者信頼感指数を嫌気しドレッシング買いも虚しく下落して返って来ていた。為替は円安進行していたものの、今朝発表された日銀短観も現状判断DIは予測ほぼ改善が見られず、ややネカティブとなった。それをうけ売られて始まったが、売り一巡後は買われていった。」 H「ただ先物主導だよな。先物にまとまった買いが入ったのをきっかけに買われていた。」 K「しかしそれでも小幅安程度までで、その後は揉み合いだった。まあ10時発表の中国PMI待ちという展開だったんだろう。それが発表されると更に買われて日経平均はプラ転した。」 H「中国PMIは景気の分かれ目とされる50を4ヶ月連続で上回った。これを好感されたようだ。」 K「まあ、ここまでの動きはまあまあ理解も出来るが、問題は後場の動きだ。上海などのアジア株の堅調を好感したとはいえ、日経平均大台をあっさりと突破してきた。ドレッシング買い期待があった昨日でも大台は非常に重く維持する事など出来なかった。しかし今日は突破後も非常に底堅い展開を続けていたからな。」 H「まあ色々と憶測も飛んでいる。米系年金資金が大量に入ってきたとの見方もあるようだ。」 K「当然その手の買いも入ってはいるとは思うが、それだけで上げていたと言うのはどうだろうな。めぼしい理由が見当たらないだけに、年金買いだと専門家がこじつけているようにも思えるが・・。」 H「確かにそう言う面はあるかもな。新たな四半期入りしたことにより、動きやすい資金は多い為、色々なそう言う資金が集まって日経平均大台乗せたと見るのが妥当だろう。」 K「というより基本的に先物主導だけに、何か意図を持って株価を上げた可能性もある。1万円突破してくれば、オプション絡みのヘッジ買いが入ってくるのは当然であり、それを睨んで仕掛けた向きがいたと思われる。ディーラーも動きやすくなっているだけに、その動きに追随した向きも多いんだろう。」 H「しかし後場14時半前に突如先物に大量の売りが出て来た。その後追随するように大口売り相次いで、ろくにリバウンド無く上げ幅を飛ばしてしまった。」 K「これも仕掛け的な動きだろう。それにディーラーなどの投げや、裁定解消売りを誘ったと言える。」 H「結局、振り回された動きとなり大台の1万円が尚更壁として意識されるようになったかも知れない。」 K「シコリを残した格好だしな。ただ窓を埋めただけに達成感で一服と見れば別に悪い動きでもないだろう。一服後、再度上値トライとする可能性は当然ある。まあ米国市場の動向が気掛かりだけどな。」 H「そうだな。今晩も重要な米経済指標発表控えているし、明日の晩には米雇用統計だ。まあこれらを無事通過できれば買い安心感も強まるんだが・・。」 K「ただ為替が取りあえず円安気味というのが好感出来る。今朝発表された日銀短観は市場予測を下回ったものの、想定為替が前回短観よりも円高に修正されている。更に円安進行するようだと輸出企業の業績見通し上ブレ期待は強まってくる。それが下値を支える期待はあるだろう。」 H「しかし今後出される米国の経済指標次第ではドル売り強まるという可能性も十分ある。」 K「確かにそれはある。円が買われる理由も乏しいが相対的に円高となる恐れはまだまだあるからな。まあ米株安、円高というダブルパンチとなれば、日本市場も本格調整を余儀なくされるが・・。」 H「取りあえず今は円安気味に触れていると言うのが救いか。」 K「ただ中小型株は相変わらずしっかりだ。超低位株の派手な物色は依然として続いているし、それ以外の中小型株も見直し買い的な動きが続いている。これを見る限り、個人投資家の買い意欲はそう簡単には衰えそうもない。日経平均調整的になっても、中小型株はしっかりという展開もありだろう。」 H「まあ日経平均の調整度合いによるだろうな。信用買い残膨らんでいるだけに、あまりに日経平均下げてしまうと、やはり個人投資家にも被害受けてしまう人も多いだろうし、そうなれば物色意欲も必然的に衰えてしまう。理想は日経平均底堅い揉み合いというのがベストだな。」 K「そうだな。それで日柄調整をこなすと・・・。ただ、そうそう理想通りに相場は動かない。」 H「だろうな。株主総会シーズン終えただけに、これから資金調達が相次ぐ懸念もあるからな。現に今日なども幾つか公募増資の報道や発表があった。恐らく、まだまだ出てくるだろうな。」 K「それが物色意欲に水を差さなければ良いんだけどな。まあ取りあえず今晩の米国市場どういう展開となるのか注目したい。」
|
||||||||||||||||||||||||||||||
| |
情報内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。これらの情報掲載は株式投資判断の参考となる情報の提供であって、投資勧誘を目的としたものではありません。 またこれらの情報によって生じたいかなる損害についても当社は一切の責任を負いません。投資にあたっては、ご自身の責任と判断でなさるようお願いします。 |
|
| |
株式情報サイト「グレイルNET」〜株式投資に役立つ情報提供サイト〜投資顧問グレイル提供Copyright(C)2003-2009 GRAIL Corp. All rights reserved. | |