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2月8日(月)

H「日経平均は今日も続落だ。これで3日続落となり、節目の1万円も割り込んで引けている。」

K「先週末の米国市場がごまかし的にプラスで引けただけに取りあえず日経平均大台は維持して引けると見られていたが、後半に再び売り込まれ結局今日の安値圏で引けている。まあこの動き見ても市場心理あまり良くはないな。」

H「そうだな。それに為替や円高基調だけに今日はハイテク株など輸出株中心に売られていた。先週末は強さを見せていたソニーなども今日は派手に売られており、ちょっと嫌なムードだな。」

K「まあ今日の動向をみても、やはり為替動向が株式市場に与える影響は大きいようだ。それに欧州のソブリンリスクなど懸念はまだまだ強いだけに、積極的な押し目買いも入りにくいと言うこともあるだろう。」

H「だろうな。大台割れで取りあえず短期資金による空売りの買い戻しが入ったとはいえ、買いも続かず後場には再び売られてしまった。先物主導との見方もあるが、恐らくヘッジ売りだろうな。」

K「それに今週はSQ週だけに、それに絡んだ思惑の売買も多い。」

H「流れを変えるかと一部で期待された米雇用統計は消化不足だな。」

K「ああ。雇用者数は予測より悪かったものの、失業率が大きく改善した。ただこれは求職活動をやめた人が急増している事から、実質的な失業率は改善していないとの見方だ。」

H「ようは就職を諦めた人が非常に多いと言うことか・・。」

K「ああ。失業率の元になる失業者の定義は、求職活動をしているということだからな。それだけに今回の雇用統計失業率改善でも好感は出来ない。」

H「それに12月分の雇用者数が大幅に下方修正されているのもネガティブだろう。」

K「ああ。前月比でプラス予想だった12月の雇用者数は速報値で8万5000人減となった。それが今回15万人減まで下方修正されている。それだけじゃない。11月分も10月分も大きく修正された。これだけ大きく修正される指標なんて大抵市場への影響も小さいんだが・・・。」

H「米雇用統計はそんなことはなく、非常に市場への影響度は大きい。流れを大きく変えることすらある指標だ。」

K「それだけにタチが悪い。だから雇用統計は政府の思惑が絡んでいるとか噂されるんだ。とにかく今回の雇用統計は好感は出来ない。」

H「先週末の米国市場は一時大幅安まで売り込まれたが、後半しっかりと戻して主要3指数はプラスで引けている。雇用統計を好感というわけでもないだろうが・・・。」

K「週末だけに買い戻しの動きが入ったんじゃないのか。まあ自立反発に過ぎず、先行き懸念はまだまだ強い。」

H「だよな。欧州のソブリンリスクなどにより、リスクマネーの手仕舞いの動きが強まっているからな。即再度買いに来るという向きは確かに乏しい。」

K「まあ期待は長期資金の買いだが、日本も米国市場も年明けから結構長期資金入ってきていただけに、取りあえず一巡感は強いからな。あとは最近の下落から、値頃感も強まっているだけに、まだ買っていない向きがどの程度入ってくるかだが・・。」

H「入ってきたところで上値は追えない可能性はありそうだな。」

K「そうだな。下支えになったとしても確かに上値は追えないだろうな。それだけにある程度戻せば戻り売り圧力も強まり上値を抑える事になりそうだ。まあ今の時期は上値追いを期待するのも酷だろう。それより下値を固める動きを期待した方が良い。」

H「そうかもな。下値を探る展開になるくらいなら、下値を固める動きになった方が良いからな。」

K「まあ、買い場を探っている向きにして見りゃ、もっと派手に下げてもらった方が良いだろうな。その方がアク抜け感も出るだろうし・・・。」

H「ただ上値にはシコリが残ってしまう恐れもあるし、それが戻りを更に鈍くするという懸念も出てくる。」

K「結局、目先どうなっていくかは外部要因頼みとなる。為替や欧米市場の動向によってどうにでもなる。それが現状ではあまり期待出来ないだけに、積極的な買いも入れにくいといえるだろう。積極的に買い入れる必要も無い場面だけどな。」

H「確かに・・。まあ今はチャンスを待つか、超短期売買に徹するのが良さそうだな。」

K「強い日があっても、翌日には波乱的に下げるなんて事があっても不思議がない状況だけに、オーバーナイトもしにくいが、短期資金の物色意欲は依然として見られるだけに、その手の資金が好む銘柄を中心に狙っていくとかならアリだろう。」

H「取りあえず今晩の米国市場しっかりと続伸出来るか注目しておきたい。日経平均も今日は1万円割り込んでしまったが、明日即戻せれば心理的に多少なりとも改善が見込めるんだが・・。」

K「まあどういう展開となるのかしっかりと見極めたい。」


2月5日(金)

H「日経平均は大幅に続落となってしまった。今週は結構堅調気味に来たんだが、週末になって一気に流れが変わってしまった。」

K「ああ。昨晩の欧米市場が大きく下落したことと円高が進行したことが、今日の日本株下落の要因だ。欧米株が派手に下げた主な要因がソブリンリスク再燃だ。」

H「そうだな。ギリシャの問題は落ち着きかけたのだが、昨晩はポルトガルもヤバイという懸念が強まった為、リスクマネーが手仕舞いに動いてきたようだ。」

K「ああ。もともと懸念されていたことだけどな。きっかけはポルトガル国債の入札が不調に終わったことが要因のようだ。」

H「そのようだな。ポルトガルだけでなく、スペインなどもやばいんじゃないのかという懸念も強まっている。」

K「それに追い討ちをかけるように、昨晩発表された米新規失業保険申請件数が予測より悪く、今晩の雇用統計への警戒が強まった。」

H「米国市場は徐々に下げ幅を広げて、ろくに見せ場もなく淡々と売り込まれ大幅安となった。ダウは一時1万ドルも割り込んだからな。」

K「ヘッジファンドの手仕舞い売りのようだ。為替市場でもリスク回避の動きが見られており、ドル買い円買いになっている。ドル円相場では円が強く、一時1ドル88円台まで突っ込んだ。日本時間では89円台での推移だったが、多くの輸出企業が想定とする90円より円高水準なだけに、日本株売られるのは仕方ない。」

H「そうだな。日経平均は節目の1万円割れも警戒されたが、一度も割り込む場面は見られなかった。円高が一服していたと言うこともあるが、トヨタが今日は逆行高していたことも下支えとなったんだろうな。」

K「それはあるだろうな。トヨタ株が下げ止まり感を見せたことにより、一緒になって売り込まれていたトヨタ系部品企業株も今日は一緒に下げ止まり感を見せていた。まあ買い戻しという面も強いが、今日は主力株に海外勢の長期資金の買いも観測されている。」

H「確かに地合の割にはやけに底堅い主力株も見られていた。ただ続く買いでも無いだろ。」

K「まあ海外勢の長期資金は確かに継続しているようだが、既に一巡感は出ているため、相場全体を押し上げる要因にはなりにくい。個別に下支えとなる期待はあるけどな。」

H「だよな。」

K「それに、その買いだっていつまで続くかも解らないし、買い付けが終わり支え無くなればなれば、今日底堅さ見せた銘柄だって結局売られてしまうと言うことはあるだろうな。」

H「今日は日本株だけでなく、他のアジア市場も全面安だ。まさに世界同時株安という状況になっている。この状況が今日だけで終わるという可能性はあるのか?」

K「どうだろうな。既にリスクマネーの逆流が起こっているだけに、そう簡単に再びリスクマネーが株などを買ってくるかは不透明だ。」

H「ただ今晩の米雇用統計がえらい強い数字が出てサプライズとなれば、再びリスクマネーが戻ってくるという期待あるんじゃないのか。」

K「微妙だな。雇用統計強すぎると、今度は米国の出口戦略が意識されてくる。つまり金融引き締め懸念が米国でも浮上すれば、リスクマネーが逃げる要因になり得る。」

H「でも米国はインフレ懸念はまだまだ乏しいし、幾ら何でも金融引き締め懸念は浮上しないだろう。」

K「まあな。取りあえず雇用統計が良ければリバウンドのきっかけにはなりそうだ。ただ昨晩売られたのはその警戒だけじゃないからな。欧州のソブリンリスクという要因も大きいだけに、流れが大きく変わると言う期待は乏しいだろう。」

H「そうだな。それに懸念はそれだけじゃない。米金融規制懸念もまだ消えてはいない。」

K「ああ。今日からG7が開催される。そこで金融規制に関して議論される可能性があり、オバマ大統領が発表した金融規制を協調実施なんてことになると波乱となる。」

H「ただその可能性は低いんだろ。」

K「まあな。反対している国もあるからな。いずれにしろ、今の状況は色々な懸念が多く、先行き動向は不透明な状況だと言えるだろう。」

H「今は取りあえず一つ一つ懸念を織り込んでいくしかない状況か・・・。」

K「だろうな。ただある意味、チャンスが再びやってくると思えば、こういう状況も前向きに考えられる。」

H「もちろんそうだが、こんな状況にいきなりなっても・・・。」

K「いきなりじゃないだろ。これらの懸念は別に今、浮上した事でもない。いずれも以前から警戒はされていたことだ。それだけに、こういう状況を警戒していた投資家にしてみれば、前向きにチャンスだと考えられるだろうな。」

H「取りあえず今晩の米雇用統計だな。注目したい。」

K「そうだな。欧州市場が今日も下げているだけに、取りあえず雇用統計で流れが変われば良いのだが・・。」

H「まあ期待したいモンだ。」


2月4日(木)

H「日経平均は反落した。今月初の下落となったが、まあこの程度の下落なら仕方ないだろう。」

K「そうだな。昨晩の米ダウも下落したし、トヨタ問題があれだけ派手になっているだけに、全体的な影響がこの程度なら御の字と言えるかもな。」

H「トヨタは今日も売り込まれた。一時、ホンダ株がトヨタ株より高くなったと言うことが、市場でえらい話題になったが、そんなことはどうでも良いことだ。」

K「そうだが、これだけ話題になるとトヨタのホルダーはホンダに乗り換えようとする向きも増えるかも知れない。しかもホンダ決算かなり良かったからな。トヨタはリコール問題で今後の業績不透明だからな。」

H「ただ今日の引け後に発表されたトヨタの決算はかなり良い。リコール費用を考慮しての今期見通しのようだが、それでも想定以上に業績回復が見られている。」

K「ああ。しかし新たに発覚したプリウス問題は織り込んでいない。まあどの程度の費用がかかるのかはまだ不透明のようだが・・・。」

H「しかし最近の急ピッチな下落により、プリウス問題もある程度は織り込まれたんじゃないのか。」

K「ある程度はな。ただプリウス問題がどう発展していくかはまだ不透明だ。」

H「そうだな。しかし今日の決算をうけ、押し目を買ってくる向きは増えるかもな。」

K「それはあるかもな。後は米国だな。米国はここぞとばかりにトヨタ叩きの様相になってきている。国をあげてのトヨタ叩きといっても過言でもない。」

H「確かに・・。昨日は米運輸長官がトヨタのリコール対象車種の保有者はその車を運転やめるべきだと発言した。まるでトヨタ車には乗るな的な発言だと受け止められても仕方ない事だ。まあすぐに発言を撤回し言い直したようだが、まだこの問題油断は出来ないかもな。」

K「そうだな。今日は国内外の機関投資家の売りが結構出ていたようだ。もちろん拾ってくる向きもいるんだが、機関投資家はある程度のルールがあるだけに、否応なしに売らなければならない向きも少なくない。」

H「だろうな。それにこれだけ急ピッチな下落となれば、買値次第ではロスカットルールにも抵触する機関投資家も多そうだ。」

K「日経平均やTOPIXをトヨタ株は明らかにアンダーパフォームしている事も売り材料に繋がっている。一方、個人投資家はここぞとばかりに結構拾いに来ている向き多いようだ。」

H「個人投資家は自分の資金だけに、面倒な規制やルールなど無く自由が利くからな。最悪、数年寝かす位のつもりなら、塩漬け覚悟で拾っている個人投資家も多いようだ。」

K「ああ。今日の下落で同社株の連結PBRは1倍割れとなる場面も見られた。さすがにそこでは拾う向き多かったようで、しっかりと下げ止まっている。目先はまだまだ不透明だが、基本的にPBR1倍割れ水準では拾ってくる向きは後を絶たないだろうな。」

H「だろうな。まあ状況次第ではそんなこと関係無しに売らざるを得ない機関投資家もいるだけに、更に下げてしまうと言うことも当然あるんだが・・・。」

K「いずれにしろ、早いところ落ち着いて欲しいモンだな。トヨタ問題が明らかに相場の重しとなっているからな。」

H「ああ。今日は円安を好感して日経平均もプラスで始まったんだが、トヨタ株やその関連株が売り優勢で始まっており、日経平均もあっさりとマイナスに転じてしまった。好決算を発表した銘柄も結局垂れてしまうというもの目立っており、市場全体の重しとなっているのは間違いない。」

K「まあ、トヨタ問題落ち着いても、全体的に上げていけるかはまた別問題だけどな。」

H「結局上値を買ってくる向きがいるのかどうかだからな。海外勢の買いも明らかに衰えてきているし、国内勢が上値を買ってくるとも思えない。」

K「今日発表された先週の投資主体別売買動向では、外国人が現物、先物共に売り越しとなった。現物株の売り越しは10週ぶりの事だ。」

H「これだけで判断する限り、12月から始まった海外勢による日本株の見直し買いは既に一巡したと言えるだろうな。」

K「ああ。まだ継続的に海外勢の買いも見られているようだが、12月から1月上旬に見られたような強い買いと言うのは暫くは期待できないだろうな。ただ売り手がいなければ買われていくと言う期待はあるし、新たな買い材料でも出てくれば、上値を買いにいく向きだって当然増える。」

H「そうなるには、やはり景気の先行き期待が強まることだろうな。」

K「まずは週末の米雇用統計だろう。それで雇用の改善が引き続き強まっていることが示されれば、期待は出来るかもな。それによってドル買いに繋がれば、円安になるだけに日本株にも追い風となる。」

H「そうだな。取りあえず前哨戦といえるADP雇用統計は無事クリアーした。今晩は新規失業保険申請件数か・・。これも雇用関連の指標だけに注目されるな。」

K「ああ。まずは今晩、どういう結果で返ってくるのか注目したい。」


2月3日(水)

H「日経平均は3日続伸となった。今月に入ってから下落知らずだ。」

K「そういやそうだな。このまま、しっかりとした展開続けて行ければ良いんだが、まだまだ懸念は多いからな。」

H「そうだな。今日は何と言ってもトヨタだよな。トヨタ株はもちろん関連株も随分と売り込まれた。良くこの状況で、日経平均やTOPIXプラスで引けたモンだ。ある意味、強いと言えるのかもな。」

K「確かにそうだな。心理的にもっと冷やしても良さそうなモンだが、東証1部の値上がり銘柄数は1000を超えているし、トヨタ問題はあまり他へ悪影響与えていないようだ。」

H「ただ全体的な上値を抑えているのは確かだろう。トヨタ関連株が今日こんな状況になっていなければ、日経平均ももっと派手に上げたのかも知れない。」

K「かもな。昨日はトヨタ関連株が軒並み上昇し、アク抜け的な動きになったんだが、今日は再び新たな問題が発覚してしまった。」

H「ああ。プリウス問題だろ。こりゃヤバイよな。米国だけでなく、国内でも苦情が上がっているとの事だ。昨年国内ではもっとも売れた車種だけに、仮にプリウスまでリコールになってしまうと、えらいことだ。」

K「ああ。それによって、同社にもたらす悪影響がちょっと読めない。今後の販売計画へも大きな影響が出てくるからな。」

H「そういう懸念から今日は同社株や、トヨタ系部品企業株まで派手に売り込まれた。」

K「今日はトヨタ系部品企業が決算発表しているが、業績の回復は鮮明だ。それだけに、今回の問題は水を差す格好になってしまった。予測以上の好決算を出した企業も結局先行き不透明感から売り込まれたからな。」

H「明日以降もこれら銘柄が売り込まれていくようだと、市場への悪影響も避けられない。今日は上値を抑える程度で済んだからまだいいものの、更にトヨタ関連株下げ続ければ市場心理の悪化に繋がるのは避けられないだろうな。」

K「そうだな。今回の問題で天与の買い場が到来すると見ている地場者も結構いるけどな。現状ではまだプリウス問題などどうなるか不透明だけに手出しできないが、今後状況次第では絶好の買い場になると見ている向き多い。」

H「ただ今回の問題はトヨタにとって最大のピンチだろ。下手すりゃトヨタブランドのイメージが大きく変わってしまう恐れだってある。そうなると今回の件を乗り越えたとしても、今までのようにトヨタ車は売れなくなるという懸念もある。訴訟問題にだって発展するといわれているし、かなり先行きは不透明だろう。」

K「確かにその恐れはあるものの、その辺は覚悟の上だろう。そうなるリスクは当然あるが、そのリスクを取って同社株を買い、トヨタが無事に今回乗り越えられれば、株価だって最終的には大きく戻すことになるからな。博打と言うほどのリスクでも無いと見る向きは多い。」

H「つまりトヨタなら今回の問題を乗り切り見事復活できると・・・。」

K「ああ。ただ問題はタイミングだよ。今はまだ明らかに早い。」

H「だろうな。取りあえず今はプリウス問題がどうなるのか見極めたい。明日、同社は決算発表を控えているだけにプリウス問題に関して何て言うのか注目だな。」

K「そうだな。ところで昨晩の米国市場は強かったな。朝方は大人しかったものの、徐々に上げ拡大し連日の大幅上昇となった。12月中古住宅販売保留件数や、住宅建設大手DRホートンの決算が好感された。最近は住宅関連指標に弱いもの目立っており、先行き景気の懸念になっていた面もあるからな。」

H「ああ。それだけに素直に好感されたようだ。それにボルカー元FRB議長の議会証言は目新しいことは全く無かった。」

K「そうだな。それだけに安心感出たとの見方もあるようが、懸念はまだ消えたわけでもないからな。まあ一部で報じられているように廃案になるという見方が市場で強まっているのは確かだけどな。」

H「ああ。今後もこの問題絡みで結構振り回されることになりそうだ。ただ取りあえずはボルカー氏の議会証言無事終えたことから、市場の注目は週末の雇用統計へと移っているようだ。」

K「今晩はまず前哨戦ともいえるADP雇用統計が発表される。どういう数字が出てくるのか注目だな。」

H「でもこれで雇用の改善が鮮明に出てくるようだと、懸念が強まっていた先行き景気へも再び期待感強まってくるかもな。」

K「まあ先日のISM製造業景気指数も随分強い数字だったし、昨日の住宅指標も良かった。これで雇用統計も強い数字となれば、確かに景気先行き懸念は一気に後退し、再び期待感強まるかもな。ただそれで株が買われ再び高値をどんどん追っていけるかは別問題だろうけどな。」

H「確かにそうだが、少なくても波乱的な下落という懸念はかなり乏しくなる。」

K「まあ雇用統計は良くも悪くも、市場の流れを変える力があるだけに注目だな。」

H「取りあえず今晩の米国市場どういう結果で返ってくるのか注目したい。」


2月2日(火)

H「日経平均は大幅な続伸となった。市場心理は悪化基調だったものの、今日の上昇で何とか期待を残した格好だな。」

K「そうだな。今日は主力株中心に買われており、市場心理がやや改善した。このまましっかりの展開が再び続いていくようだと心理も本格的に改善していくんだが、やっぱり上値重いとなれば再び悪化する懸念は十分ある。」

H「昨晩の米国市場が大幅高したことが今日の主な上昇要因だが、米国市場の上昇要因も単なる自立反発というわけでもなく良いんじゃないのか。」

K「まあISM製造業景気指数が随分と強い数字となりポジティブサプライズとなったからな。最近は景気の先行きに懸念が強まっていたことから、昨日のISM製造業景気指数の上ブレは市場に安心感を与えた。」

H「ああ。警戒されていた分、サプライズになった面もあるが、この調子で今週発表される経済指標がどれも強い数字となってくれれば、傾きかけた流れも再び強い方向へと戻っていく期待もあるんじゃないのか。」

K「どうだろうな。今週の経済指標だけ良くても再び楽観的な状況になるとは考えにくいけどな。ただ売り込む材料はやや乏しくなるのは確かだが・・・。結局、最近軟調気味になってきたのは、弱い経済指標だけが懸念だった訳じゃない。」

H「まあ確かにそうだな。」

K「米国市場の上昇を好感して日本株も買われたんだが、為替の影響も大きいと言えるだろう。昨晩の海外市場では円安へと進行していたからな。」

H「そうだな。昨日はユーロが強かった。ドルは対ユーロで売られており、その影響でドルベースの原油や金先物が買われていた。最近弱かったユーロ円も強く反発しており円安へ振れている。ドル円も円安に振れていたのが大きい。」

K「それにより輸出株に買い戻しの動きが入ったからな。あとは7203トヨタだな。今日は8日ぶりに反発している。同社の株価の下落が市場心理を冷やしていた面もあるだけに、今日の同社株の大幅反発は安心感に繋がった。」

H「確かにそれはあるだろうな。昨日同社はリコール対応策を発表しており、それがアク抜けに繋がったようだな。」

K「そうだな。生産停止している北米工場も来週にも再開するとの事だし、取りあえず不透明感が拭えたことが買い戻しや押し目買いに繋がったんだろう。ただこのまま戻していけるとは考えにくいけどな。あとは明後日の決算発表に注目か・・・。」

H「このリコール問題により今後同社の車の販売数が大きく落ちるようだと調整は長引きそうだけどな。」

K「まあ、取りあえず同社株上げずとも下げ止まっていれば市場に与える影響は限定的だからな。大人しくして欲しいモンだが・・・。」

H「ああ。ところで今日、オーストラリアが政策金利を据え置いた。10月にサプライズ的な利上げを行ってから3回連続で利上げを実施してきた。今回も利上げされるとの見方だったが、サプライズ的に据え置いた。」

K「ああ。今日の昼過ぎに決まったんだが、市場への悪影響が懸念されたものの影響は限定的だった。声明では景気に対しては強気な見方を継続したことが良かったと言える。」

H「そうだよな。真っ先に利上げをしてきたオーストラリアが早くも景気失速となるような懸念が浮上すると、世界的にリスクマネーが手仕舞いに動く懸念に繋がるからな。」

K「ああ。今回の利上げ見送りも、一時的な様子見で、利上げ基調には変わりないと市場は受け止めたようだ。ただ今晩の米国市場ではどう受け止めるかは何とも言えない。」

H「ただ今晩の米国市場では、そんなことよりボルカー元FRB議長の議会証言が注目だろ。」

K「確かに、豪州の利上げ見送りなどより、市場の関心は既にそっちへ向かっていると言えるかもな。彼が提案したと言われている新金融規制案について証言を行うだけに、非常に注目されている。」

H「最近の相場の重しとなっている大きな要因の一つだけに、今晩の彼の証言次第ではマーケットに大きな影響を与える可能性もあるからな。」

K「ああ。良くも悪くもな・・。昨晩の米国市場が大きく上げた要因の一つに、ボルカー氏の証言を前に売り方が買い戻してきたと言うこともある。証言次第では再度売り込みに来る可能性もあるし、逆に安心感から派手に買われるという可能性もあるだろう。」

H「結局、目新しい事など何も出てこないようにも終えるが・・。」

K「確かに。既に廃案になるとか大きく変更されることになるという見通しが報じられているものの、実際にそうなる可能性が濃厚になるのはまだ先だろうな。取りあえず今晩の米国市場がどういう結果で返ってくるのか注目だな。」

H「そうだな。波乱無く返ってきて欲しいモンだな。」

 

 

     

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